VWゴルフGTI Tuned by COX試乗記
フォルクスワーゲンゴルフ GTI Tuned by COX試乗記
老舗COXが仕上げたコンプリートカー
「ゴルフGTI」は、1976年から同車のスポーツモデルとして君臨してきた。そんな「ゴルフGTI」にさらなるチューニングを施した「ゴルフ GTI Tuned by COX」。1978年に創立して以来、フォルクスワーゲンのワンメイクレースの運営や、レース専用パーツの開発、車両製作など、フォルクスワーゲンのスポーツシーンと密接に関わってきたコックスが手がけたGTIのコンプリートモデルに試乗してきた。車両はフォルクスワーゲングループジャパン所有の広報車両をお借りした。
コックスのデカールが見るものにインパクトを与えている。
GTI Tuned by COXは、チューニングは「改造ではなく調律である」というのが信条であり、あくまでオリジナルの良さを活かしている。
直列4気筒2.0リッターインタークーラー付ターボをスタートさせると、ノーマルのGTIとは明らかに異なる〝快音”がキャビンに響き、アクセルを踏み込みと、美しい旋律を奏でる。その加速フィールは驚くほどに鋭く、パワーが一気に炸裂し、弾かれるように速度を上げていく。荒れた路面でも、高い剛性が素晴らしく、ボディがガッシリと受け止めてくれる。確かに足回りは硬いが、決して不快なものではなく、クルマに理解を持っている方なら心地がいい。
ステアリングは少々軽すぎる印象を受けるが、コーナーでの回頭性は素晴らしく、オーバースピードでタイトコーナーに飛び込んでも、何事もなかったかのようにクリアしていき、まるでミズスマシのようなハンドリングマシーンである。
COXステンレスマフラーから響く高音のエグゾーストノートは実に官能的。アイドリングではあくまで静粛性を重視したジェントルな音色。しかし、高回転までエンジンを回すと、ノーマルのGTIが奏でる野太いサウンドとは異なり、イタリアンスポーツのような、抜けの良いサウンドが、ドライバーの高揚感をもたせ、最高のスパイスとなってくれる。
サイドミラーはブラック仕上げとなる。
19インチホイールは鍛造。クロスブラック仕上げで、レッドボディとのコントラストが素晴らしい。
レッドキャリパーは片押し式。ブレーキパッドはCOX製で、低ダストを実現しながら高い制動性能を発揮。
ピラーパネルには、カーボン調仕上げとなっており、さりげなくスポーティさを演出。
インテリは「ゴルフGTI」そのもので、COXの手は入っていない。
ホットハッチの火付け役となった「ゴルフGTI」の魂を、最新フォルクスワーゲンの技術とCOXの同車を知り尽くしたチューニングで磨き上げた傑作の一台である。
フォルクスワーゲングループジャパン株式会社 http://www.volkswagen.co.jp/
老舗COXが仕上げたコンプリートカー
「ゴルフGTI」は、1976年から同車のスポーツモデルとして君臨してきた。そんな「ゴルフGTI」にさらなるチューニングを施した「ゴルフ GTI Tuned by COX」。1978年に創立して以来、フォルクスワーゲンのワンメイクレースの運営や、レース専用パーツの開発、車両製作など、フォルクスワーゲンのスポーツシーンと密接に関わってきたコックスが手がけたGTIのコンプリートモデルに試乗してきた。車両はフォルクスワーゲングループジャパン所有の広報車両をお借りした。
コックスのデカールが見るものにインパクトを与えている。
GTI Tuned by COXは、チューニングは「改造ではなく調律である」というのが信条であり、あくまでオリジナルの良さを活かしている。
直列4気筒2.0リッターインタークーラー付ターボをスタートさせると、ノーマルのGTIとは明らかに異なる〝快音”がキャビンに響き、アクセルを踏み込みと、美しい旋律を奏でる。その加速フィールは驚くほどに鋭く、パワーが一気に炸裂し、弾かれるように速度を上げていく。荒れた路面でも、高い剛性が素晴らしく、ボディがガッシリと受け止めてくれる。確かに足回りは硬いが、決して不快なものではなく、クルマに理解を持っている方なら心地がいい。
ステアリングは少々軽すぎる印象を受けるが、コーナーでの回頭性は素晴らしく、オーバースピードでタイトコーナーに飛び込んでも、何事もなかったかのようにクリアしていき、まるでミズスマシのようなハンドリングマシーンである。
COXステンレスマフラーから響く高音のエグゾーストノートは実に官能的。アイドリングではあくまで静粛性を重視したジェントルな音色。しかし、高回転までエンジンを回すと、ノーマルのGTIが奏でる野太いサウンドとは異なり、イタリアンスポーツのような、抜けの良いサウンドが、ドライバーの高揚感をもたせ、最高のスパイスとなってくれる。
サイドミラーはブラック仕上げとなる。
19インチホイールは鍛造。クロスブラック仕上げで、レッドボディとのコントラストが素晴らしい。
レッドキャリパーは片押し式。ブレーキパッドはCOX製で、低ダストを実現しながら高い制動性能を発揮。
ピラーパネルには、カーボン調仕上げとなっており、さりげなくスポーティさを演出。
インテリは「ゴルフGTI」そのもので、COXの手は入っていない。
ホットハッチの火付け役となった「ゴルフGTI」の魂を、最新フォルクスワーゲンの技術とCOXの同車を知り尽くしたチューニングで磨き上げた傑作の一台である。
フォルクスワーゲングループジャパン株式会社 http://www.volkswagen.co.jp/
ボルボ新型SUV XC40
ボルボ新型コンパクトSUV「XC40」を3月発売
ますます勢いの増すボルボの新作「XC40」
ボルボ・カー・ジャパンは、新型「XC40」を3月に発売すると発表。まずは、デビューモデルとなる「XC40 T5 AWD R-Design 1st Edition」の受注を開始。まずは300台限定車となる。
ボルボ「XC40」は、新開発の小型車向けプラットフォーム「CMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)」を採用。今度、詳細なエンジンラインナップの発表となる。300台限定の「XC40 T5 AWD R-Design 1st Edition」は、直列4気筒2.0リッターターボエンジンを搭載し、最高出力252PS、最大トルク350Nm(35.7kgm)とコンパクトなボディにはパワフルなスペックを誇る。トランスミッションはトルクコンバーター式8ATを搭載。
「XC90」「XC60」などで採用する北欧神話の「トール・ハンマー」をモチーフとしたT字型ヘッドライトや、上部まで伸びるリアコンビネーションランプを「XC40」でも採用。サイドパネルなどは、エッジを効かせたもので上級車種に比べエッジを効かせたものとなっており、カジュアルな雰囲気を醸し出している。
安全装備はさすがボルボであり、「歩行者・サイクリスト検知機能付衝突回避・軽減フルオートブレーキ・システム」「全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」「BLIS(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)」などを装備している。
ボルボ・カーズ・ジャパン株式会社 http://www.volvocars.co.jp/
ますます勢いの増すボルボの新作「XC40」
ボルボ・カー・ジャパンは、新型「XC40」を3月に発売すると発表。まずは、デビューモデルとなる「XC40 T5 AWD R-Design 1st Edition」の受注を開始。まずは300台限定車となる。
ボルボ「XC40」は、新開発の小型車向けプラットフォーム「CMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)」を採用。今度、詳細なエンジンラインナップの発表となる。300台限定の「XC40 T5 AWD R-Design 1st Edition」は、直列4気筒2.0リッターターボエンジンを搭載し、最高出力252PS、最大トルク350Nm(35.7kgm)とコンパクトなボディにはパワフルなスペックを誇る。トランスミッションはトルクコンバーター式8ATを搭載。
「XC90」「XC60」などで採用する北欧神話の「トール・ハンマー」をモチーフとしたT字型ヘッドライトや、上部まで伸びるリアコンビネーションランプを「XC40」でも採用。サイドパネルなどは、エッジを効かせたもので上級車種に比べエッジを効かせたものとなっており、カジュアルな雰囲気を醸し出している。
安全装備はさすがボルボであり、「歩行者・サイクリスト検知機能付衝突回避・軽減フルオートブレーキ・システム」「全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」「BLIS(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)」などを装備している。
ボルボ・カーズ・ジャパン株式会社 http://www.volvocars.co.jp/