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マクラーレンSpeedtail

マクラーレン3人乗りハイパーGT「Speedtail」

最高速403km/h

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全ボディパネルをカーボン・ファイバー製とし、全長5.2mのボディは乾燥重量1430kgと軽量。

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イギリスマクラーレン・オートモーティブは、アルティメットシリーズの最新モデル「Speedtail」を発表。市販車史上の“Hyper-GT”であり究極のロードカーと位置付けられたSpeedtailは、マクラーレンの象徴的モデル「マクラーレン F1 ロードカー」にインスパイアされた中央配置のドライバーズシートを備え、後方両サイドに2つのパッセンジャーシートを持つ3人乗りとなる。

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ガソリンエンジンとエレクトリックハイブリッド・パワートレーンを搭載。最高出力はなんと1050PSを発生し、最高速度は、403km/hを記録。また、0-300km/h加速は12.8秒という驚異的なスペックをたたき出す。

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従来のミラーの代わりとなる格納式の「デジタル・リアビュー・カメラ」。小型の高解像度デジタルカメラを装備。

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コクピットは、3枚のモニターを並べたもので、物理スイッチは見当たらない。


emblem_mclaren.jpgマクラーレン・オートモーティブhttp://jp.cars.mclaren.com/



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愛車トゥインゴ塗装剥がれ補修

愛車「ピンク@トゥインゴ」塗装剥がれ隠し

格安オールペイントは絶対止めたほうが賢明です。

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半年間ルノーディーラーに入庫していた日本上陸第一号車の愛車「ピンク@トゥインゴ」。ブレーキのフルオーバーホールや、点火系の交換、インテリアの色あせ塗装などを行い機関は、絶好調です。しかし、2年ほど前に愛知県岡崎市にある某格安塗装店にて、オールペイントを行ったのですが、まさに安かろう、悪かろうで、スタッフの対応は不愛想、足付けも不十分であったため、塗装直後からエッジ部分の塗料が剥がれその都度タッチペンで埋めていました。もし、違う色のボディへ塗り替えを行った際には、思いっきり下地が見えてみっともないことになることでしょう。

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ちょっとした衝撃で割れてしまった塗装面。このままでは、ポロポロと剥がれ落ちてしまいます。実際には3センチほどの大きな亀裂です。

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行きつけのルノーディーラーにドアの接触を守るおしゃれなトリコロールカラーのドアエッジガードがありました。お値段は4枚入りで2000円。筆者の初代トゥインゴは2ドアなので、小さなタイプを2枚貼ることに。

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塗装面の汚れを除去し脱脂したあと貼り合わせると強力に貼りつきました。傷はきれいに隠れてくれました。

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片側だけではおかしいので、反対側にも貼りつけました。ディーラーで新車の時から貼る方もいるだけに違和感は皆無です。とりあえず、塗装剥がれの心配は無くなりましたので、しばらくはこれで行きます。お金を貯めたら、格安オールペイントではなく、輸入車専門ペイントショップにオールペイントをお願いするつもりです。



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プジョー 508 導入記念車

プジョー「508」導入に先立ち60台限定車「ファーストエディション」

オンライン予約開始

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プジョーは、フラグシップサルーン「508」の2019年第1四半期に行われる日本導入に先立ち、導入記念限定車「508 ファーストエディション」のオンライン予約を開始。

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美しい4ドアクーペはフレンチテイスト満載。508 ファーストエディションは、最高出力177PS/3750rpm、最大トルク400Nm/2000rpmを発生する直列4気筒 2.0リッターターボディーゼルエンジンを搭載し、トランスミッションに8速ATを組み合わせる。ボディサイズは4750×1847×1404mm(全長×全幅×全高)で、ホイールベースは2793mm。

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19インチ大径アロイホイール(タイヤサイズは235/40 R19)。

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専用の「レッドナッパレザーシート」を装着される。
新世代のi-Cockpitや12.3インチのヘッドアップインストルメントパネル、ドライバー向けにセットアップされた8インチタッチスクリーンを採用。サウンドシステムには、フランスのハイエンドオーディオブランド FOCAL(フォーカル)製「FOCALプレミアムHiFiシステム 10スピーカー」を搭載。

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「ナイトビジョン」をプジョー初採用。

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パノラミックサンルーフも特別に装備される。


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プジョーhttp://www.peugeot.co.jp/



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MINIアイスブルーエディション

MINIレトロ・モダンな500台限定車

「MINI ICE BLUE EDITION」「MINI ICE BLUE BLACK EDITION」

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MINI ICE BLUE EDITION(120台限定)

MINIは、1960年代の人気色であった「アイス・ブルー」を復刻させた「MINI ICE BLUE EDITION」と「MINI ICE BLUE BLACK EDITION」の先行予約を開始。

この限定車に採用されたボディカラーのアイス・ブルーは、1960年代のファッションで大流行したノスタルジックなカラーで、MINIクーパーに採用することで、MINIらしい伝統的なレトロ感と、最新のMINIが持つ先進性が融合してレトロ・モダンなデザインとなった。

・ボディー・カラー(特別装備)「アイス・ブルー・ソリッド」
・ホワイト・ルーフ&ミラー・キャップ(特別装備)
・オリジナル・デザイン サイド・スカットル/インテリア・サーフェス(特別装備)
・15インチ アロイ・ホイール ヘリ・スポーク シルバー
・LEDヘッドライト/LEDデイライト・リング(特別装備)
・LEDリア・コンビ・ランプ(ユニオン・ジャック・デザイン)(特別装備)
・ホワイト・ターン・シグナル・ライト(特別装備)
・カメラ&パーキング・アシスト・パッケージ(特別装備)
・PEPPERパッケージ(特別装備)

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MINI ICE BLUE BLACK EDITIONは「MINI クーパー S 5ドア」をベースに、MINIのスポーティさが際立つブラックのルーフとミラーキャップ、ボンネット・ストライプを採用。さらに、MINI 5ドアで日本初となる6速MTを搭載。

・ボディー・カラー(特別装備)「アイス・ブルー・ソリッド」
・ブラック・ルーフ&ミラー・キャップ(特別装備)
・ブラック・ボンネット・ストライプ(特別装備)
・17インチ アロイ・ホイール コスモス・スポーク ブラック(特別装備)
・オリジナル・デザイン サイド・スカットル/インテリア・サーフェス(特別装備)
・LEDヘッドライト/LEDデイライト・リング
・LEDリア・コンビ・ランプ(ユニオン・ジャック・デザイン)
・ホワイト・ターン・シグナル・ライト
・カメラ&パーキング・アシスト・パッケージ(特別装備)
・PEPPERパッケージ(特別装備)


emblem_mini.jpgMINI http://www.mini.jp/



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VW up! GTI 試乗記

フォルクスワーゲン「up! GTI」試乗記

最小のGTIは、最高に痛快だった

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初代ゴルフGTI と up! GTIの貴重な2ショット。

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高速道路のパーキングエリアに停めてもAセグメントとは思えない迫力が漂う。

重たく大きく、そして高価にゴージャスになるクルマが多い中、この「up! GTI」ときたらサイズは初代ゴルフ GTIと同等で車重はピッタリ1t! 車両価格は219万9000円と、GTIのエンブレムを掲げる割にはかなりリーズナブル! 「ポロ GTI」が実はゴルフ5当時と同等のサイズ、価格だったりすることを考えると、up! GTIはとても嬉しい価格設定。コンパクトホットハッチといえるクルマが減る中、オイシイ重量、サイズ、価格帯をキッチリ抑えたまさに大人のオモチャである。

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ディープブラックパールエフェクトカラーのup! GTI。ボディサイズは3625×1650×1485mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2420mm。

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ラジエターグリルにGTIならではのハニカムパターンを採用。

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大型のリアスポイラーもホットハッチならでは。

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コンパクトなボディに17インチの専用ホイール&
専用サスペンションは、10mmローダウンされ、タイヤはグッドイヤー「EFFICIENT GRIP」(195/40 R17)を装着する。これだけの扁平率だと、縁石やセンターラインのキャッツアイには間違いなくホイールに接触するので、注意が必要だ。

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エキゾーストエンドは、専用のクロームパイプで、野太いサウンドを奏でる。

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「up! GTI」は直列3気筒DOHC 1.0リッターターボエンジンを搭載。最高出力は116PS/5000-5500rpm、最大トルクは200N・m(20.4kgf・m)/2000-3500rpmを発生する。


エンジンは直列3気筒DOHC 1.0リッターのターボチャージャー付き直噴ガソリンエンジンTSI。最高出力は116PS/5000-5500rpm、最大トルクは200N・m/2000-3500rpmを発生。1tの車体重量には十分すぎる動力性能を発揮する。
昨今、左足でクルマを運転することを忘れているのが現状であるが、嬉しいことに6速MTが組み合わされている。そんなマニアックな仕様を日本に導入してくれるとは、ワーゲンさん、GOOD!です。ちなみに筆者もMT車に乗り続け30年。

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いまどきMT車は数えるほどしか存在しないのが現実であるが、MTオンリー30年の筆者をはじめ、アラフィフ世代には最高のマシンです。

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走り始めれば低速からシッカリとトルクフルで、とても1.0リッターエンジンとは思えない俊敏な加速を展開してくれる。ギュイーンと吹け上がる感覚は爽快。ややハイギヤードな設定の6速MTでも痛快な加速で流れの速い新東名高速でも矢のように突き進む。

3気筒の排気音は、実にうまくチューンされ、ゴロゴロといった音色が混じり、GTIの名に恥じないスポーティなサウンドをキャビンに響かせ、トップギアの6速のままでも、迅速に速度を上げていく。

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シャシーは車重1tが相当に効いているらしく、とにかくキビキビと鼻先の向きを変えてくれる。最初はオーバーサイズかと思った195/40 R17サイズタイヤも専用スポーツサスペンションと相まりダイレクトな応答を示してくれるから面白い。荒れた路面でも、剛性が高いシャシが受け止め、どっしり安定。日本のメーカーでコンパクトホットハッチをこのように作れないものだろうか?と感じてしまう。それでいてリアのスタビリティは高く、絶対に破綻させないように仕立てられているところはさすが。

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ドアのサイドシルにもGTIプレートが貼られる。

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フロアマットも上級車種と同じデザインが採用されている。

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マニエッティ・マレリ製のメーターは220Km/hまで刻まれる。そのスケールを使いきれる実力を持つ。

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革巻きステアリングにはレッドステッチとGTIエンブレムが装備。

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カーナビゲーションの設定はなく、スマートフォンに専用アプリをダウンロードすれば、様々な情報を呼びだせる。実際、筆者も最近はカーナビゲーションの買い替えをやめ、スマホをナビゲーション替わりにするようになった。iPhoneのディスプレイの方が市販のポータブルナビゲーションに比べ、解像度は雲泥の差で、GPSの誤差も少ない。

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フルオートエアコンが装備され、コンパクトカーを超えた装備軍は、素晴らしい。

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コクっと節度感のあるシフトフィールは実に気持ちいい。(最近めっきり使わなくなった表現だ。)

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今時珍しい3ペダルがMT車の証。どうせならアルミ調ペダルにしてほしかった。

細部の質感にもチープさは皆無。痛快な走りが手伝い、むしろ心がとても豊かになる。up! GTI。ほしいクルマの一台に加わった。

■新型フォルクスワーゲン「up!」特集
https://s-togawa.blog.so-net.ne.jp/2018-04-01

■初代フォルクスワーゲン「up!」(アップ)のすべて■   徹底特集 “永久保存版”
http://s-togawa.blog.so-net.ne.jp/2013-01-30 




VW.jpgフォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社http://www.volkswagen.co.jp/




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VW ビートルアート展開催

フォルクスワーゲンアート展「The Beetle Graffiti」開催

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フォルクスワーゲン グループジャパンは、11月1日~28日に新虎通りCORE(東京都港区虎ノ門)でアート展「The Beetle Graffiti」を開催。

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このアート展は、1960年代にアメリカ西海岸で流行したビートルと、同じ時代に西海岸で発達したグラフィティアートが融合。日本を代表するグラフィティクルーのSCAcrew(PHiL氏/FATE氏)を起用し、会場にはビートルをモチーフにした幅12.6m×高さ3.9mの巨大アートが展示される。

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「The Beetle Graffiti」

展示日程:11月1日~28日11時~23時
展示会場:新虎通りCORE 1階「THE CORE KITCHEN/SPACE」(東京都港区新橋4丁目1-1)


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VW ティグアン TDI 試乗記

VW ティグアン TDI 試乗記

SUV+ディーゼル+4WDで高い走破性を発揮

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ガソリンエンジンを上回るトルクフルなディーセルエンジンを搭載した待望の「ティグアンTDI」。

ティグアンのTDIは、すべて4モーションの設定です。グレードはコンフォートライン、Rラインを含めて3種類が用意され、特別仕様車のRラインブラックスタイルも450台の限定で発売されています。

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スタイリッシュなエクステリアは素直にカッコイイ。

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全長4500mmと取り回しは良好である。

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リアデザインはスタイリッシュ。

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アルミホイールは18インチから20インチまで選択可能である。

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灯火類はフルLED仕様。網目のような模様で立体的に浮かび上がる。

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エキゾーストエンドはデュアル。ディーゼルエンジンとは思えないスポーティなサウンドを奏でる。

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見切りの良い視界とホールド性の高いシートのおかげでスポーツドライヴにも最適である。

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デジタルインフォディスプレイは、バーチャル表示のため、ドライバーの好みでデザインは変幻自在だ。

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センターコンソールにアクティブコントロールスイッチが新たに装備され、走行モードとして「オンロードモード」「スノーモード」「オフロードモード」「オフロードカスタムモード」から選択可能。

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オンロードモードには「エコ」「コンフォート」「ノーマル」「スポーツ」「カスタム」という5種類のドライビングプロファイルが選択できる。

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直列4気筒DOHC 2.0リッターディーゼルターボエンジン「TDI」は最高出力150PS/3500-4000rpm、最大トルク340Nm(34.7kgfm)/1750-3000rpmを発生。排ガス後処理システムとして酸化触媒、SCR(選択触媒還元)、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)などを採用することで日本のポスト新長期排ガス規制に適合。

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クリーンディーゼルターボは、直列4気筒2リッターで、尿素水溶液を噴射することにより、窒素酸化物を窒素と水に還元させるもの。動力性能は、最高出力が150PS(3500~4000回転)、最大トルクは34.7kg-m(1750~3000回転)を発生。パサートTDIの190PS・40.8kg-mに比べると若干パワーを抑えた設定です。

4MOTION用の7速DSGを組み合わせ、4MOTIONと4MOTIONアクティブコントロールが高い走破性を実現しています。

同車のガソリン仕様のFFモデルと比較して、ディーゼル+4MOTIONモデルならではの特徴としては、リアサスペンションが変更されていることです。形式としては変わらず4リンク式ですが、トレーリングリンクを20mm延長し、サブフレームやホイールベアリングの形状も変更。これによってFF同等の運動特性を確保しています。
4MOTIONのハルデックスカップリングも最新の第5世代が採用されており、その進化はオンロードでも高い走破性を発揮します。

TDIエンジンを始動させますと、ノイズが室内にはほとんど届きません。振動もかなり抑えられていて、静粛性が高く、ガソリンモデルと遜色ないレベルです。ディーゼルエンジンであることをほとんど意識させないもので、エンジンノイズは少し粗く聞こえますが、ディーゼル特有の「ガラガラ」した音質ではなく、重低音が響く迫力のあるものです。スポーティなガソリンエンジンの音色といった感じでしょうか。

アクセルを踏み込むと、ガソリンモデルより210kgほど重くなるにもかかわらず、その発進加速は、とても滑らかです。アイドリング+である1750rpmから湧き上がる340Nmという強大なトルクは、一般道を走っている限り、リムジンのような走行フィールです。常に穏やかで、包み込まれるような滑らかな加速フィールが切れ間なく溢れてくるようです。


ワインディングでの身のこなしは、スポーツカーのような機敏さを持ち合わせ、アクセルを強く踏み込めば、ガツンと背中を押されるようなパワーを瞬時に呼び出せます。ディーゼルエンジンとは思えないほど、高回転域の吹き上がりは軽快で、Dレンジでフル加速すると、4500回転でシフトアップします。

JC08モード燃費は17.2km/Lです。パサートTDIの20.6km/L、ゴルフトゥーランTDIの19.3km/Lには劣りますが、SUVとしての高い走破性、動力性能を考えれば、効率は高いといえます。

ディーゼルは、ガソリンに比べて高効率で買い得といえます。ディーゼルのイメージを払拭してくれるTDIエンジン。ゆとりのあるトルクフルな走りと、燃費の良さを実感できるティグアンTDI。一度、試乗をすればその魅力に虜になることでしょう。



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VW トゥーラン TDI 試乗記

フォルクスワーゲントゥーラン TDI 試乗記

TDIエンジンがもたらす豊かなトルクでパワフルな走りが魅力

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フォルクスワーゲン・ゴルフ・トゥーランに追加された2.0L TDIエンジン搭載車。試乗したのはインポーターの広報車両で、上級グレードの「ゴルフ・トゥーランTDIハイライン」です。

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ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4527×1829×1674mm、ホイールベース:2786mm。

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リアデザインも安定感のあるバランスの取れたもの。

ティグアンTDI 4モーションと同じく2.0Lの「DFG」型の直列4気筒ターボを搭載し、最高出力は150ps/3500-400rpm、最大トルクは340Nm/1750-3000rpmを発生します。トランスミッションはティグアンTDIの湿式の7速DSGに対して、トゥーランTDIは湿式の6速DSGを搭載します。

フォルクスワーゲンの最新のディーゼルエンジンは、コモンレール式燃料噴射システムをはじめ、「アドブルー」インジェクター、SCR(選択触媒還元)システム、DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)のほか、低圧と高圧の2つのEGR(排気再循環)システムを搭載するなど、非常にコストが掛けられた構成となっています。

ガソリンモデルでも高速安定性、コーナリング性能、直進安定性の高さなど、日本のミニバンとはひと味違う走りを披露してくれるのがゴルフ・トゥーランです。


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リアディフィーザーを装備し、エキゾーストエンドは2本出しである。

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タイヤ:(前)215/55R17 94V/(後)215/55R17 94V(コンチネンタル・コンチプレミアムコンタクト5)を装備。4輪ディスクブレーキは、ゴルフとは異なり、アウトバーン領域からでも安定したブレーキングを実現している。

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エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ディーゼル ターボ
トランスミッション:6段DSG
最高出力:150ps(110kW)/3500-4000rpm
最大トルク:340Nm(34.7kgm)/1750-3000rpm

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インテリアは明るく見切りの良いため、運転はしやすいもの。

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身長170センチの筆者では、レッグスペースは余裕綽綽。テーブルも装備される。

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メーターは独VDO製。ホワイト&レッドの指針を持つ透過照明式。視認性はピカイチ。

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2.0L TDIエンジン搭載車でもその美点は際立ち、ディーゼルエンジンの搭載により、ロングドライブの運転がより楽になるのが最大の魅力といえます。

なお、ガソリン仕様の1.4L TSIエンジンは150ps/5000-6000rpm、250Nm/1500-3500rpm。最高出力は1.4Lガソリンも2.0Lディーゼルも同値で、最大トルクは後者の方が90Nmも分厚くなっています。ただし、車両重量は、ガソリンモデルが1560kg、ディーゼルモデルが1630kgで、後者の方が70kg重くなっています。

ディーゼルエンジン仕様の方が最大トルクが90Nmも高くなっているため発進時のトルク感が高く、また同じエンジンを積むティグアンと比べても100kg軽い分、いかなるシーンの加速など、街中から郊外路などで多用する実用域でより力強い走りが印象的でした。

試乗コースには高速道路とワインディングが含まれていましたが、高速道路では、ゆとりのあるトルクフルなパワーが魅力で、ガソリンエンジン搭載車より楽に速度を乗せていくことが可能です。法定速度を厳守して流しますと、燃費計の数値は19Km/lという驚異的な数値を叩きだすこともありました。

また急勾配の連続するワインディングでもアクセルに軽く足を乗せているだけで、グイグイ登坂を行い、150psとは思えないほどゆとりのある走りが楽しめ、国産ミニバンでは味わえない、ロールをしっかり抑え込んだ身のこなしは、さすがフォルクスワーゲンです。

インテリアからの視界もよく、見切りが良い為、運転のしやすさも特筆です。後席のレッグスペースも広大で、居住性は、大変優れたクルマといえました。

ファミリーで長距離移動が多いのなら、その高速走行時の抜群のスタビリティも含めて、指名買いする手は大いにアリといえるクルマでした。


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フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社http://www.volkswagen.co.jp/




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