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トゥインゴSで清里ROCKへ

トゥインゴSで清里 ROCKへ
レストア中の初代トゥインゴに代り相棒はトゥインゴS

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筆者は日本で最も長い時間「トゥインゴ」というクルマと時間をともにしているのは間違いない。なぜなら、正規輸入車日本上陸第一号車に1996年から乗り続けている。現在、OHVエンジンを積む初代トゥインゴをレストア中につき、今の相棒は三代目で現行のトゥインゴS 5MT。

コロナも一段落し、もう30年通っている清里のカレーの名店へ

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高速道路でも圧倒的な直進安定性を見せるトゥインゴS。70PS程度のエンジンパワーであるが、豊かなトルクと相まって高速道路を悠然と走ることができる。

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首都圏から中央自動車道をノンストップで走り続け、最初に立ち寄ったのが、山梨県甲斐市の「双葉サービスエリア」。

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小淵沢インターで中央自動車道を降り、八ヶ岳公園道路を進む。10%の急勾配でも豊かなトルクの恩恵で非力感は皆無。筆者も日ごろからMT車乗りのため、小気味よく決まるシフトを操りながらの運転は本当に楽しい。

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急なコーナーにややオーバースピードで飛び込んでも、挙動変化は最小限。コーナー脱出の際、背中から押し出すようなトルク感は、RRレイアウトならでは。次のコーナーが待ち遠しい。

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清里高原の海抜1400メートルに位置する清里の森に到着。首都圏に比べ10℃以上気温が低い。

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JR小海線清里駅前にて。その昔この高原を走っていた C56-149号機が静態保存されている。蒸気機関車当時は、その急勾配に喘ぎながら走っていたそうだ。

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JR清里駅は日本で2番目の1274メートルの海抜を誇る。バルブ世代の筆者はこの駅が原宿のようににぎわっていたあの頃を知っている。いまは、ひっそりしているが、大人の清里を取り戻そうとしている。

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1時間に一本の小海線であるが、ちょうどキハ110系がディーゼルエンジンを響かせて、野辺山駅から下ってきた。

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高原とトゥインゴ。キュートなデザインは大自然の中でも注目度は満点である。

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八ヶ岳の南麓、標高1400mに立地する清泉寮は、アルプスのような抜群の景観と豊かな自然、そして清里の父ポール・ラッシュ博士の開拓の歴史と物語が醸し出す独特の雰囲気に囲まれた、健康と癒しの空間となっている。 広大な敷地には、宿泊施設のほか、レストラン、売店、パン工房などの施設、ジャージー牛120頭を飼育する農場、3つのミュージアム(ポール・ラッシュ記念館、やまねミュージアム、八ヶ岳自然ふれあいセンター)など、様々な施設が点在する。ホテルを基点として森や草原、渓谷に伸びるトレッキングコースや、四季を通じて行われる多彩なプログラムやイベント、コンサートなどが、訪れる人を魅了してやまない。

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清泉寮といえば、濃厚のソフトクリームが超有名。観光シーズンには、大行列ができる。

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この地で作られた無添加のジャージー牛ヨーグルトも頂きました。こちらもクセになる濃厚さです。

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今回の旅の最終目的地は、清里 萌木の村。白樺林の中に多くの飲食店や自然をモチーフにした雑貨店が並ぶ。

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50年の歴史を持つ伝説のカレーが全国のファンをうならせているROCK。年間15万食というROCKの絶対的な看板がカレー。ファンは「ROCKのカレーは“カレー”じゃない。ひとつのジャンルだ」と言います。

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駐車場には遠方の車ばかり。ファンはこの伝説のカレーを求め、遥々八ヶ岳清里高原までやってきます。

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うまい牛肉をたっぷり使ったビーフカレーがうまくないはずがない! どうせなら贅沢に使おう! そんな発想から、ROCKでは甲州麦芽ビーフを一頭丸ごと買い、カレーにもたっぷり使っています。牛一頭は約1,000リットルのカレーになります。肉だけでなく、野菜だって美味しいものをたっぷり使います。カレーに使う野菜はもちろん、同じお皿に盛られるサラダの野菜も地元産。お米も八ヶ岳南麓でつくられるブランド米・梨北米にこだわっています。地元産がひとつのお皿にギュッと凝縮されているんです。うまいものをつくるならたっぷりじっくり煮込むべし!ROCKのカレーは最低でも10時間以上、1日かけて煮込みます。煮込んだあとは寝かせ。今度は最低2日かけて冷蔵庫で寝かせます。こうしてできあがるのが、肉や野菜そのものが溶けたエキスともいえるカレーなんです。

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パスタも自家製麺に八ヶ岳高原野菜を使い絶品の味です。筆者はROCKのパスタが日本一だと思っています。


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ROCKだけにLP版を模したオシャレな取り皿。

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日が長いこのこの季節ですが、すっかり長居してしまいあたりは真っ暗に。ディーラーオプションのH4 LEDヘッドライト&フォグランプが帰路の強い見方になってくれました。

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ひと目でトゥインゴであるとわかる可愛らしい顔付き。筆者が乗る日本上陸第一号車の初代トゥインゴから比べるとずいぶん現代のクルマになったものです。

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最高出力65ps(48kW)/5300rpm、最大トルク9.7kg・m(95N・m)/4000rpmを発生する。直列3気筒DOHC12バルブ1.0リッターエンジンは、スペックを感じさせないトルク感に満ち溢れたユニットである。

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ボディサイズは全長3645×全幅1650×全高1545mm。ホイールベース2490mm。

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Cシェイプ型のデイライトは高輝度で視認性も高い。

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ウインカーを倒せば、Cシェイプ全体がオレンジに切り替わる。

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カラーコーディネイトがオシャレなインテリは見切りも良く視界良好。

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後席も大人が十分くつろげる空間が確保されている。(初代トゥインゴに乗る筆者からいえば狭いが)

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絶滅危惧種のMT車。免許を取得して早30数年。MTオンリーの筆者には、末永く残してほしい。

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小型ではあるが、高解像度のモニターには、車両設定のほか、Appleカープレイ対応。Googleマップを利用したり、Amazon musicを利用して好きな音楽を聞いたりと利便性は非常に高い。

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メーターは、常時点灯のオレンジの透過照明。指針が小さくパッと見の視認性はあまりよくない。

筆者の日本上陸第一号のトゥインゴはレストア中

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27年乗り続けているOHVエンジンの初代トゥインゴ。現在は、3枚のドアを全て外し塗装を全て剥離をしてレストア中です。劣化したパーツ類なども全て交換しますので、その費用は新車のトゥインゴがもう一台買えるほど・・・。完成しましたら詳しいレポートを掲載させて頂きます。

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