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VW 9Nポロ 修理に40万!

筆者の愛車9N POLOの修理に40万!

ダッシュボード&メーターを全交換

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筆者の愛車であるフォルクスワーゲンPOLO 9N BUD型最終モデル 。最新のAW型もカッコイイのですが、筆者はこのデザインがお気に入りなんです。後期型では故障も少なく、エンジン、6速ティプトロニックトランスミッションともにタフで国産車と維持費は何ら変わりません。今後は、フォグランプ装着、ホイール/タイヤ交換などを考えています。そんな時に走行には支障がない修理箇所が突然発生。その修理費用は驚愕のものでした・・・。

◇ダッシュボードに刃物で切られたような亀裂が◇

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ダッシュボードに長さ15センチほどの亀裂が突然入ってしまいました。まるで鋭利な刃物で切ったような・・・。クルマは走ると力が加わりますので、最終的にはガラスの先端まで亀裂が到達してしまいました。日ごろからダッシュボード用のワックスを塗り込み、夏場には反射板を置き、保護には気を使っていました。耐久性に優れた素材なため、ここまでなるとは不思議です。
亀裂発生部位のみの交換は不可能ですので、なんとダッシュボード一体をすべて全交換です。

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メーターカウルまで一体形成のダッシュボードを全交換しました。また、テカっていた各種スイッチもついでに交換。新品の鈍い艶が心地いいものです。ディーラーには約一週間クルマを預け、大掛かりな作業工程でした。一般的にはダッシュボードを全交換する顧客はいないそうです。

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亀裂もなくなり気分もスッキリ。現在は完全室内駐車なので、今後は紫外線の影響も受けず亀裂の発生は皆無といえます。

◇メーターも一式全交換◇

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メーター中央にあるシフトインジケーターにも液晶のドット抜け発生。5速、6速表示部分に縦線が入っています。このディスプレイのみは交換不可能なため、メーターもアッセンブリーごと全交換です。

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ドイツより新品のメーターアッセンブリーが届きました。ディーラーで取り付け前に自宅で観察。

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新品ですから表面のアクリルにも傷一つありません。車両装着前に傷防止のため専用コーティングを行います。指針の作りも精巧です。指針軸にはLEDが入っており、光ファイバーの原理で指針をレッドに光らせます。透過した光が漏れないように指針の上下にはブラックの加工が施してあります。

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製造メーカーは、100年以上の歴史を持つドイツの老舗計器メーカーであるVDO社製。メルセデス、BMW、ポルシェでもおなじみです。背面にはカプラーのみ。メーター照明や各種警告灯はすべてLEDを採用しているため、球切れの心配はありません。

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走行距離をフォルクスワーゲン専用のコンピューターでメーターにインプットしてから車両に装着。ディスプレイの液晶ドット抜けも完璧に治りました。

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新品に交換したことで、コバルトブルーの透過照明も照度が向上し見やすくなりました。コバルトブルーにレッドのメーターイルミはフォルクスワーゲン車では現在廃止されてしまいましたが、長時間走行でも目に優しく、車内空間の演出も高いです。

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今回の修理代は40万円オーバー。かなり痛いですが、これからも長年乗っていきます。

ダッシュボードを新品にすると気になるのがドア内貼り下部に靴や鞄などで付いた小さな引っかき傷。クルマは走ってナンボなので、この辺りは仕方ありませんが、今回は、専門の内装リペア業者に持ち込み徹底的に補修を行いました。次回のレポートをお楽しみに。


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