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BMW X2 sDrive 試乗記

BMW X2 sDrive18i M Sport 試乗記

E46 318is /E46 M3を過去に所有していた筆者が今欲しい一台

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BMWでは、早くからSUVカテゴリーのクルマをSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)として独自性を打ち出してきたメーカーです。

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今回の「X2」は、SAVの派生でクーペを名乗ることからSAC(スポーツ・アクティビディ・クーペ)という新しい名前が付けられました。ロードクリアランスを確保して荒れた道や雪道での走破性能を高めるというSUV本来の基本を抑えながらも、ボディを低く抑え、そしてワイドに造り込むことで躍動感、若々しさを前面に打ち出しました。
実車を目の前にするとこれまでのBMWとは何かが違う新しさを感じさせてくれます。

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報道関係者の試乗記では、2L直4ターボエンジンを搭載するsDrive20iが圧倒的に多いのですが、今回はエントリーモデルである直3、1.5Lターボを搭載するsDrive18iの試乗を敢行。メーカーの広報車両をお借りしました。

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ボディサイズは4375×1825×1535mm(全長×全幅×全高)となかなかの存在感。BMWを象徴するフロントグリルであるキドニーグリルは、通常の上底ではなく下底を幅広くしたデザインが特徴的。CピラーにBMWのエンブレムを配置するのは2000C/CSや3.0CS/CSLといったクラシックBMWクーペの伝統をこのクルマには復活されています。

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前後ともに19インチホイールを装備する。 タイヤは225/45R19を採用。ブレーキキャリパーはシングルピストンであるが、フィーリング、制動力ともに上々。(BMWは高性能モデルでもシングルピストンを最近まで採用していたが、制動力はピカイチである。)

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直列3気筒DOHC 1.5リッター直噴ターボエンジンが搭載され、最大出力140PSを発生。

sDrive18iのパワートレーンは直列3気筒DOHC 1.5リッター直噴ターボエンジンが搭載され、最大出力140PS、最大トルク22.4kgf・mとなり、前輪を駆動。7速DCTが組み合わされます。

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早速乗り込んでみました。ステアリング越しに広がるインストルメントパネルやシフトまわり、センターディスプレイなどは見慣れたBMWのそれです。しかし、フロントウィンドウが上下方向にやや扁平していることもあり、往年のスポーツカーのようなタイト感もなかなか。

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街中の乗り心地はsDrive20iのややハードな設定とは異なり、フランス車のようなストローク感あるしなやかなもの。19インチの大口径タイヤを履いていることを忘れてしまうものです。
強い個性は、当然ながら走りにも表れ、ミニと共通の1.5リッター直噴ターボエンジンは、アイドリング回転直上の回転域から、最高出力を絞り出すため、パワー不足を感じることはありません。街中では、乗り心地の良さも相まって、アクセル開度がごく浅いものです。
高速道路の合流などでは、深くアクセルを踏む必要がある場面もありましたが、追い越し加速はいつでも力強い加速力を引き出してくれます。

上級モデルが搭載するトルクコンバーター式8速ATも実に滑らかですが、試乗車であるsDrive18iの7速DCTは、実にダイレクト。ワインディングロードでは、しなやかな足まわりとSPORTモード向けに設定された特性変化がうまくマッチングし、X2が狙った通りのラインでスポーツカー顔負けの走りを見せてくれます。特にフロントが軽いsDrive18iは、下りでは、上級車種より速くヒラリヒラリと向きを変え、ゴーカートフィーリングを味わえます。

「これがBMWか」と思わせる完成度の高さはさすがというほかないものでした。


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今年も小生、外川 信太郎のオフィシャルブログに数多くのご訪問を頂き心より感謝申し上げます。2020年も最新輸入車情報、試乗記などをお届けして参りますので、何卒応援の程、よろしくお願い致します。
皆さまにとりまして、2020年が良い年でありますように・・・。



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ビー・エム・ダブリュー株式会社 http://www.bmw.co.jp/



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アストンマーティンDBX日本上陸

アストンマーティン初のSUV「DBX」日本上陸

東京オートサロン 2020に出展

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アストンマーティン・ジャパンは、2020年1月10日~12日に幕張メッセで開催される「東京オートサロン 2020」にアストンマーティン初のSUVモデル「DBX」を展示する。

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ボディサイズは5039×1998×1680mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは3060mm。 アストンマーティン・スポーツカーが持つエレガントなディテール、フロントエンドの象徴的なDBグリル、彫刻的な曲面を描くサイドパネルなど、独自の世界を持つ。
英国ウェールズのセント・アサンに建設された同社の工場で生産される。

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V型8気筒4.0リッターツインターボエンジンを搭載。最高出力は550PS/6500rpm、最大トルクは700Nm/2200-5000rpmを発生。トランスミッションはトルクコンバーター式の9速ATを搭載。4輪駆動システムとなる。

パフォーマンスは、と0-100km/h加速は4.5秒、最高速は291km/h以上。

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英国車らしい優美なインテリアであるが、最新技術を惜しみなく投入。12.3インチ液晶式バーチャルメーター、10.25インチのスクリーンをセンターコンソールに収める。


m_09-25734.jpgアストンマーティン・ジャパン https://www.astonmartin.com/ja



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マクラーレン スピードテール

マクラーレンハイパーGT「スピードテール」

最高速403km/hを記録

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英マクラーレンは、限定106台生産のハイパーGT「スピードテール」の最高速検証プログラムにおいて、スピードテールのプロトタイプモデルが最高速403km/hを記録したことを公表。

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米国フロリダ州のケネディ宇宙センターで行なわれた最高速テストでは、403Km/hを記録。

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ジョニー・ベーマー実験場にあるスペースシャトルの着陸滑走路において30回以上も403Km/hの最高速に到達。

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ガソリンとモーターのハイブリッドであるスピードテールは、最高出力1070PS、最大トルク1150Nmを発生。0-300km/h加速は12秒、最高速は403km/h。世界最速車と肩を並べる。

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マクラーレン・プロダクション・センターで生産されるスピードテールはハンドメイド。価格は日本円に換算すると2億5000万以上といわれている。


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マクラーレン・オートモーティブ http://jp.cars.mclaren.com/



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BMW i6 登場は近い?

BMW i6 4ドアスポーツクーペ

開発は順調、登場は近い。ポルシェ タイカンを狙う

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BMWがi6を現在開発中。100%EVである。デビュー時期に関しては正式は発表はされていないが、ポルシェ タイカンの対抗馬として登場する。
アウディ e-tron GTやメルセデス・ベンツ EQS、そしてテスラ モデルSなどが姿を現しているので、純100%EVスポーツの開発は急務である。

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i6は、スタイリッシュな4ドアクーペとなる。 デザインは2017年のフランクフルトモーターショーで発表されたコンセプトカー「iヴィジョン ダイナミクス コンセプト」がベース。
ベースモデルは、フロントには204psのモーターを、リアには340psのモーターを搭載し、システムの総出力は544ps。駆動方式はxDrive。

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EVにも関わらず、M Performanceグレードが存在する。こちらは、前後に340psの電動モーターを搭載し、680psを発生。0-100Km/hは、内燃機関では容易に実現できない2.6秒という。
航続距離は、90kWh仕様が560km、120kWh仕様が700kmと大容量バッテリーを搭載する。


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ルノーメガーヌRSオートサロン公開

ルノー「メガーヌ R.S. トロフィー R」東京オートサロン 2020で一般公開

“ニュル量産FF車最速”マシン

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ルノー・ジャポンは、“ニュル量産FF車最速”となる「メガーヌ R.S. トロフィー R」を「東京オートサロン 2020」(幕張メッセ:2020年1月10日~12日)で一般公開。

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ドイツ・ニュルブルクリンクサーキットにて量産FF車最速となる7分40秒100を記録したマシン。世界限定500台で日本では約50台を販売、2020年前半に納車予定。ドイツだけではなく、鈴鹿サーキットの量産FF車のラップタイム新記録となる、2分25秒454を達成した。
最大出力300hp/6000rpm、最大トルク40.8kgm/3200rpm。1.8リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンをベースに、ターボチャージャーや排気系を中心にしたチューニングを行った。ターボチャージャーはセラミックボールベアリングコーティング技術を採用。

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ニュル量産FF車最速マシンだけのことはあり、ブレーキも専用品が装備される。

アクラポヴィッチ、ブレンボ、ブリヂストン、オーリンズ、サベルトなどのパートナーと協力して、開発が行われた。アクラポヴィッチは排気システム、ブレンボはブレーキ、ブリヂストンはタイヤ、オーリンズはサスペンション、サベルトはシートの開発を

ルノーブースは、幕張メッセ 西ホール1となる。


emblem_Renault.jpg ルノー・ジャポン株式会社 https://www.renault.jp/



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BMW 新型 X6 M50i

BMW 新型X6 ハイパフォーマンスモデル「X6 M50i」

V8 4.4リッターエンジンを搭載

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ビー・エム・ダブリューは、新型「X6」を発売。最上級かつ、ハイ・パフォーマンス・モデルの「X6 M50i」は、1395万円。

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X6 M50iは、圧倒的な迫力で、独自の世界を醸し出している。

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このクルマにしかないといっていいほど美しいルーフライン。フロントブレーキキャリパーには、Mの刻印が入る。

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「ヴァーネスカ・レザー」は、ホワイト。上質とスポーティな混在するインテリア。

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最新のコンセプトを採用したコクピットは、計器をはじめ、ほとんどがデジタル化されている。

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カーボンパネルは、ハイパフォーマンスモデルにふさわしい。透明度が非常に高いクリスタルで作られたシフトノブが高級感を演出。

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V型8気筒 4.4リッターガソリン・エンジンを搭載。最高出力530PS/5500rpm、最大トルク750Nm/1800-4600rpmを発生。BMWのインテリジェント4輪駆動システム「BMW xDrive」と組み合わせ0-100km/h加速4.3秒とスーパースポーツ並みのパフォーマンスを発揮。トランスミッションはトルクコンバーター式8速。

標準装備のMスポーツ・エキゾースト・システムによってハイ・パフォーマンス・モデルに相応しい官能的で迫力のあるエキゾーストノートを奏でる。


emblem_BMW.jpgビー・エム・ダブリュー株式会社 https://www.bmw.co.jp/ja/index.html


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BMW 新型 X6

BMW、デザインを一新した新型「X6」

光るキドニーグリルを採用

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ビー・エム・ダブリューは新型「X6」を発売した。

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ボディサイズは4945×2005×1695mm(全長×全幅×全高)と堂々たるもの。

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X6はBMWがSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)と位置付けるモデルで、クーペらしい流麗なルーフラインが印象的。

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キドニー・グリルのライトアップ機能「キドニー・グリル・アイコニック・グロー」。BMWの象徴するキドニー・グリルを輝かせることで、より立体的に見せると共に、夜間でのドライブなどで、かつてない存在感を演出している。


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シャープな顔つきとなり、最新のLEDヘッドライトと組み合わされる。

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最新のLED技術で立体的な造形を見せるリアコンビネーションライト。

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標準装備としてシートに「ヴァーネスカ・レザー」を採用。

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12.3インチの液晶フル・デジタル・メーター・パネルを装備。10.25インチのコントロール・ディスプレイと組み合わされる。

新型X6 xDrive35d、X6 xDrive35d M Sportは直列6気筒 3.0リッターディーゼル・エンジンを搭載。最高出力265PS/4000rpm、最大トルク620Nm/2000-2500rpmを発生。

四輪駆動でトルクコンバーター式8速ATと組み合わされる。ディーゼルエンジンであるが、0-100km/h加速6.5秒と高いパフォーマンスを手に入れている。

車両価格990万~1395万円



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VWアルテオンRライン長期取材

フォルクスワーゲン アルテオンR-Line長期取材開始

年末年始のお供は、アルテオンR-Line

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本日は、フォルクスワーゲングループジャパン株式会社・広報部へ同社のフラッグシップモデル「アルテオンR-Line」の広報車両を借り受けに行ってきました。広報車両とは、インポーターが、評論家や自動車雑誌媒体の取材用に貸し出すもので、今回は、筆者がある媒体にて長期取材の原稿を執筆するため20日間乗り倒します。

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全幅は1875mmとワイド。チリレッドメタリックの存在感はスペシャリティそのもの。

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アウディA5スポーツバックのような美しさを持つクーペスタイル。全長は4865mmとアッパーミドル。

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伸びやかなルーフラインの、4ドアクーペスタイルが美しい。

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エンブレムは中央に配される。まさにアートのようなエクステリアを持つ。

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マットブラックの20インチホイールに245/35R20のタイヤを組み合わされる。マグマレッドにブラックホイールの組み合わせは、凄みさえ感じる。ブレーキはシングルピストンでペイントなど宝飾もないが、超高速域から余裕のキャパを持つ。

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広報車両の走行距離は1000キロほどなので、新車の香りが心地よい。シートの表皮にはナパレザーを採用している。サイドサポートなどにカーボン調の模様がプリントされるほか、シートバックには「R」のステッチが施される。

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師走の都内は大渋滞。茜色に染まる西の空を追うように西にステアリングを切った。

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液晶メーターの「アクティブインフォディスプレイ」や駐車支援システム「パークアシスト」などが標準で備わる。

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2リッター直列4気筒ターボは最高出力280PS、最大トルク350Nmを発生する。7段DSGと4WDの4MOTIONが組み合わされ、高速道路では、路面に張り付くような安定性は特筆。スポーツモードでは、優美なサルーンが豹変し3500rpmを超えたあたりからの加速は強力。目地段差などを越える場面では多少ショックを伝えることもあるが、決して不快というほどではない。速度を上げていけば滑らかさが次第に際立っていき、快適な乗り心地を味わえた。速度を上げてもボディーのフラット感は失われず、乗員の感じる疲労度はミニマムに近い。直進性の高さも特筆だ。

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有り余るパワーで12%の勾配が続く中央道談合坂で他のクルマがあえぐ中、7速でスルスルと加速していく。談合坂SAでは周囲が銀世界になっていた。

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今日はクリスマスイヴ。談合坂SAも今週末あたりから、帰省ラッシュで込むことであろう。

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佇む姿は、スペシャリティ感満点。驚いたのは、後席の広さ。パサートよりも45mm長い、2835mmのホイールベースのおかげで、身長170cmの私が運転席のポジションを合わせた状態で、後席のニールームは30cmにも及ぶ。それはラクに足が組める広さで、ひとクラス上の「メルセデス・ベンツEクラス」や「BMW 5シリーズ」をしのぐほどだ。

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翌日、地元のフォルクスワーゲンディーラーに自らの愛車9N POLOの部品注文の件で伺うと、偶然にもアルテオンR-Lineに乗ったお客様が入ってきた。「パイライトシルバーメタリック」は、独自の迫力があり、カッコよかった。

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これから、ある媒体で特集を行うため、アルテオンの魅力をとことん走り引き出します。

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4862×1871×1450mm
ホイールベース:2837mm
車重:1716kg
駆動方式:4WD
エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ
トランスミッション:7段DSG
最高出力:280ps(206kW)/5100-6500rpm
最大トルク:350Nm(35.7kgm)/1700-5600rpm
タイヤ:(前)245/35R20/(後)245/35R20


VW.jpgフォルクスワーゲングループジャパン株式会社 http://www.volkswagen.co.jp/



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