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Audi RS Qe-tronパリダカへ

Audi RS Q e-tronダカールラリーに参戦

電動化で参戦。充電用TSIエンジンを搭載

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アウディは、電動ドライブトレインと効率的なエネルギーコンバーターというユニークな組み合せを使用し、世界でもっとも過酷なラリーで内燃エンジン搭載モデルと競い、総合優勝を目指す世界初の自動車メーカーになりたいと考えている。Audi Sport GmbHマネージングディレクター 兼 Audi Motorsport責任者のユリウス シーバッハは、次のように述べている。「アウディはquattroで、世界ラリー選手権に一大革命をもたらしました。また、電動化したドライブトレインでル・マン24時間レースを制した最初のブランドとなりました。今回、アウディはダカールラリーに参戦して、新しい時代の到来を告げたいと考えています。その一方で、ダカールラリーへの参戦は、過酷な条件下で私たちのe-tronテクノロジーをテストし、さらなる開発を推進する舞台にもなるでしょう。Audi RS Q e-tronは、アウディのスローガンである“Vorsprung durch Technik”(技術による先進)に基づき、まったく白紙の状態から記録的に短い時間で製作されました」

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砂漠には充電ステーションはないため、アウディは革新的な充電コンセプトを選択。Audi RS Q e-tronは、ドイツツーリングカー選手権(DTM)で採用されている非常に効率的なTFSIエンジンを搭載。これは、走行中に高電圧バッテリーを充電するエネルギーコンバーターの一部を構成。この内燃エンジンは、もっとも効率的な4,500〜6,000rpmの範囲で作動するため、その燃料消費量はkWhあたり200グラムをはるかに下回る。

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Audi RS Q e-tronは、電気モーターで駆動される。前後アクスルには、それぞれ最新のAudi e-tron FE07 フォーミュラEマシンのモータージェネレーターユニット(MGU)が搭載。これは、2021年シーズンを戦うために、Audi Sportが開発したものである。このMGUは、わずかな変更を加えるだけで、ダカールラリーで使用することが可能だ。

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バッテリー容量は50kWhで、重量は370kg。0-100km/hはグラベル路面で4.5秒。最高出力は500kW(680ps)

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リアフェンダー部分はアウディ R8のサイドブレードをインスパイア。
Audi RS Q e-tronには、1速の前進ギアが搭載。一般的な電気自動車と同様、フロントアクスルとリヤアクスルは機械的に接続されていない。そのため、アウディは、前後アクスル間のトルク配分を制御し、自由に設定可能なバーチャル センターディファレンシャルとして機能するソフトウェアを開発。これによって、プロペラシャフトや機械的なディファレンシャルを搭載する必要がなくなり、重量とスペースを削減できるという2次的なメリットが生み出された。

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ブレーキはブレンボを選択した。

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パリダカで戦うための車内空間。

Audi RS Q e-tronは、視覚的にも、従来の内燃エンジンを搭載したダカールプロトタイプと大きく異なる。アウディ モータースポーツデザイン チームリーダーのフアン マヌエル ディアスは、次のように語っている。「このクルマは、未来的な外観を備え、アウディならではの多くのデザインエレメントが採用されています。私たちの目的は、“Vorsprung durch Technik”および未来のアウディブランドを象徴するデザインを生み出すことです」


emblem_audi.jpg アウディ ジャパン株式会社 https://www.audi.co.jp/jp/

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