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Audi e-tron GT生産開始

Audi e-tron GTの生産を開始

ベーリンガーホフ工場におけるカーボンニュートラルな生産

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アウディは、電気自動車Audi e-tron GTの生産を、ベーリンガーホフ工場で開始。この工場の特徴は、高い情熱、優れた精度、革新技術、そして持続可能性のすべての側面を備えている点である。Audi e-tron GTは、ハイパフォーマンスと高い環境意識を組み合わせたクルマ。100%グリーン電力と再生可能なエネルギー源によって生み出される熱を使用するこの工場では、完全にカーボンニュートラルな方法で車両が製造される。資源の節約に配慮したこの車両製造プロセスでは、紙や梱包材の使用を削減し、アルミニウムおよびプラスチックのクローズドループを活用しており、またアウディのニューモデルの生産として初めて、製造プロセス計画段階において実車プロトタイプを使用していない。

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アウディブランドのもっともパワフルな電気自動車であるAudi e-tron GTの生産が、ネッカーズルムのベーリンガーホフ工場で開始。この工場で採用される製造プロセスは、クルマと同様に非常にユニークである。アウディの歴史において、市販車の生産準備がこれほど短期間で整ったことは初めての試み。プラントマネージャーであるヘルムート ステットナーは、次のようにコメント。「アウディの製品ポートフォリオにおいて、電気駆動方式とスポーツ性を兼ね備えたモデルであるAudi e-tron GTは、ネッカーズルムの拠点、特にベーリンガーホフのスポーツカー生産工場の特徴と完璧にマッチしていました」新型コロナウイルス感染症のパンデミック下においても予定どおりに生産が開始できたのは、これまでに蓄積してきた数多くの能力と、素晴らしいチームワークの結果です。」

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原材料を節約するためのアプローチは、クローズドループだけではない。Audi e-tron GTは、物理的なプロトタイプを製作することなく製造工程が計画された、最初のアウディである。現在、生産現場で実際に使用されているすべて組立手順は、社内で開発したソフトウェアおよびVRアプリを活用して仮想的にテストを受けたもの。繊細なパーツの輸送に使用する専用コンテナの一部も、新しい仮想メソッドを使用してプロトタイプなしで製作されている。これにより、金属だけでなく、部品を保護するためのパッケージも節約できます。キーワードは、廃棄物の削減と紙の節約です。ボディショップと組立ラインでは、ほとんど紙を使用することはありません。従来の書面による記録の必要性をなくしたメンテナンスアプリなどの新しいプロジェクトも、紙の節約に貢献しています。ロジスティクスの面では、デジタルラベルがテストされており、これが実現すれば、さらに紙の必要性が少なくなる。棚のパーツコンテナには、紙製のステッカーの替わりに電子ラベルが採用される。電子ラベルは、非常にエネルギー効率が高いだけでなく、変更があった場合に簡単に再プログラムすることもできる。これは、従来の使い捨てラベルに比べて重要な利点。また、アウディのプロジェクトチームは、サプライヤーと共同で、梱包材の体系的なスリム化と廃棄物の削減につながるソリューション開発に取り組んでいる。

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高品質、高性能、そしてディテールへの情熱は、ベーリンガーホフ工場の特徴となっている。2014年以来、Audi R8はこの工場で組み立てられている。ネッカーズルム拠点の中にあるベーリンガーホフ工場は、スポーツカーを熟練工が手作業で生産する場所であり、Audi e-tron GTの生産に向け、2019年に拡張とアップグレードを受け、設備も一新。アウディ史上もっともパワフルで最速の2つの量産アウディモデルが、この工場で生産されている。生産責任者のウルフガング シャンツは、次のようにコメント。「技術的にまったく異なる2つのモデルが、1つの組立ラインで生産されるのは、グループ内でも非常に珍しい事です。EVの4ドアクーペの生産を引き受けることにより、ベーリンガーホフ工場は、高い柔軟性を備えるハイテク生産施設へと変容しましたが、熟練工による生産という特徴はそのまま保たれています」このEVグランツーリスモは、来春のワールドプレミアに引き続き、受注が開始される予定だ。


emblem_audi.jpg アウディ ジャパン株式会社 https://www.audi.co.jp/

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