FBM 2012
フレンチ・ブルー・ミーティング2012レポート
年に一回、車山高原がフランスの片田舎に変わる日。
今年も行ってまいりました!フレンチブルーミーティング(以下FBM)。FBMとは、1987年より開催され、当初の参加者は、100人に満たない小さなものでしたが、現在では、参加人数7000人(参加台数数千台以上)という日本最大級のカーミーティングとなりました。会場は、海抜2000mに迫る長野県・車山高原。開催期間中、この地はフランスのリゾートへと姿を変えます。
メインは10月28日(日)。各クラブの車両展示や、クルマのみならず、フランス関係のお店が軒を並べる大テント村、フランス車限定のジムカーナ大会と盛りだくさん!この日は、主に首都圏からの日帰り組の参加が多く、ボクも湘南の自宅を朝露を払いながら、まだ暗いうちに出発しましたが、会場に到着するとすでに満車。クルマが小さいことが功を奏し、会場の片隅にどうにか収まる事が出来ました。
例年なら秋晴れの中、眩い紅葉を眺めながら・・・のはずでしたが、FBM2012の開催された10月28日は、あたり一面の霧そして、日中の最高気温が3度!という真冬の寒さ。しかし、底抜けに明るい会場の熱気で寒さなど吹き飛ばしてくれました。参加車両は、相変わらず乗り続けている17年目の老体の「ピンク@トゥインゴ」。日本上陸第一号車ですが、プチ整形により、最新のフォルクスワーゲンのようなLEDポジションライトで、若返りを・・・。
なかなか、愛車との2ショットはありません。貴重な一枚です。17年もの時を経ても、古さを感じることなく、往復500キロの距離をノントラブルで走りぬいてくれました。輸入車って時が経過するほど、手放せなくなるものです。これからも、毎年、この「ピンク@トゥインゴ」で車山に登場することでしょう。
霧一面に包まれた広大な会場には、“メイド・イン・フランス”の自動車が溢れかえります。でも、筆者が引き寄せられてしまうのは、同じクルマなんですね。ブルーの「トゥインゴ」のオーナーさん、きれいにお乗りですね。
ルノー4(キャトル)の大集団。これだけの台数をお目にかかれる機会は、やはりFBMならでは。しかし、フランス人は実用的かつ、オシャレなクルマを昔から作ったものだな?と「トゥインゴ」の祖先に当たるこのクルマたちに敬意を表しました。
シトロエン「トラクシオン・アバン」。なんと1950年代のクルマです。
シトロエン「C4」のラリーマシン達。霧の中で一際目を引きました。
FBMの楽しみの一つは、会場内に合計70店も軒を並べる大テント村。まるで、80年代の原宿「竹下通り」のような混み合いです。クレープやカフェといった「食」をはじめ、フランス車のショップがミニカーやステッカーなどの小物から、ホイール、マフラーといったパーツまで販売。通常価格よりお買い得なため、ついついお財布の紐もゆるくなってしまいます。
会場で見つけた「トゥインゴ」のハッチゲートのお店
グリーン「トゥインゴ」は、イラストやTシャツなどを販売。皆さん、ご自身で書かれた作品です。
アルミホイールをはじめ、ラゲッジには沢山のカー用品が詰め込んであったワインレッドの「トゥインゴ」。
なんと、お野菜を販売するブラックの「トゥインゴ」も。
かわいい「トゥインゴ」のイラストが印象的だった。このTシャツ欲しかったです。
来年は、同行した友人と一緒に我が「ピンク@トゥインゴ」でも、フリーマーケットをしようかな?と思案してます。一年前から宣伝していますが・・・。自分は、カーワックスなどのカーケア用品を販売、友人は、パワーストーンブレスを販売。クルマがピンクなんで、集客効果満点??
ボクも「シトロエンBX GTI16V」、そして現在の愛車「ルノートゥインゴ」と長年フランス車に乗っているため、20年も参加しているFBM。 確かにクルマ趣味人が年々減少しているのは、確かですが、まだまだディープなクルマ好きがこんなにも多くいるんだなあ~と少し安堵の気持ちで帰路に着きました。
フレンチブルーミーティング公式:http://www.kurumayama.com/fbm/