BMW「xDrive20i」登場

BMW「X3」エントリーモデル「xDrive20i」登場

ビー・エム・ダブリュー株式会社は同社のSAVシリーズである「X3」のエントリーモデルとなる「xDrive20i」を新たに加え発売。

同社がSAV（スポーツ・アクティビティ・ビークル）と呼ぶだけあり、走りはあくまでBMWらしさを継承。

「xDrive20i」に搭載されるエンジンは、直列4気筒 DOHC 2.0Ｌ直噴ツインスクロールターボ。これに上級モデル同様の8速ATが組み合わされる。

BMWの技術力を結集したインテーク・バルブのリフト量を無段階に可変制御する「バルブトロニック」をはじめ、吸気と排気のバルブ・タイミングを理想的な状態に調整する「ダブルVANOS」を搭載。これに、直噴ツインスクロールターボとタッグを組む事で最高出力184PS/5000rpm、最大トルク270Nm/1250-4500rpmと以前の直列6気筒エンジンを凌ぐパワーを発揮する。前後重量配分はさすがのBMWでこのような形状のクルマでも前後50：50を実現。トルク配分を路面状況によって可変させるフルタイム4WD「xDrive」を搭載している。

燃費向上も著しく、JC08モード燃費は13.2km/L（10・15モード燃費は14.0km/L）と意外と大きな「X3」のボディからは考えられない数値をたたき出す。そのため、自動車取得税、重量税が75％減税されるほか、エコカー補助金対象モデルである。

直列6気筒エンジンを搭載した「xDrive35i」、「xDrive28i」も継続して販売される。

　ビー・エム・ダブリュー株式会社　 http://www.bmw.co.jp/