ジャガー「X-C16」ハイブリット発表
ジャガーのスーパースポーツカーはハイブリットシステム搭載。
開催迫るフランクフルトモーターショー。今回のショーでは、欧州各社が華のあるモデルを続々と投入してくる。その一例が、現地で数時間前に発表され、ショーの舞台で明らかになる英国ジャガーのスーパースポーツモデル「X-C16」である。
全幅は2048mmもあるため、猫系の猛獣をさらに際立たせている。
全長は4445mmと短いが(同社のXKシリーズ4790mm)スポーツカーとしてのスペックはこちらの方が上回る。ディメンションは、4445mm×2048mm×1297mm。
ロングノーズ、ショートデッキの古典的なスタイリング。左右2本だしのエキゾーストからは快音が聴こえてきそうである。
■総合最大出力は475ps!■
ボディは、同社モデルが採用しているアルミニウム。V型6気筒エンジンはダウンサイジングされた3L。これをスーパーチャージャーによって過給され、エンジン出力だけでも380psを発揮する。一方の動力源である電気モーターは、95psを発生させリチウムイオンバッテリーは後部に搭載する事で理想的な重量配分50:50を実現している。最高速度はハイブリットカーでは世界最速の300Km/h!0-100Km/h加速も4.4秒と同社の最速モデルに値する。
L字ライン発光のLEDポジションランプに、同じくライン状のLEDウインカーが付く。ヘッドライトはハイ/ローを担うバイキセノン。
グラスハッチは、開閉可能。スポーツカーとしては実にユニークな構造だ。
21インチの巨大なホイールにローターに沿うように弧を描く巨大なレッドキャリパーを装備。
■インテリアはアメリカン!?■
コンセプトモデルとは思えないほど細部まで完成されている。すぐにでも市販化できそうな仕上がり。まるで「コルベット」のマッチョなモデルのインテリアのようだ。
スエード張りの小径ステアリングがスパルタン。メーターは「カマロ」+「マスタング」といったこれまたアメリカンな仕上がりで、クラシカルなインテリアを好むジャガーとしては意外。
ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社http://www.jaguar.com/jp/ja/