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高年式の輸入車ライフ このクルマに乗る理由

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この2台は、ワタクシが現在所有しているクルマ。両車ともにすでに10年超の高年式。

手前が、最新モデルの輸入が途絶えてしまったドイツ「オペル」社の「ベクトラ」。1999年式なんで、11年目。その奥は、日本上陸一号車で、1996年式のフランス「ルノー」社の「トゥインゴ」。もう14年の時を一緒に歩んできました。

「トゥインゴ」ネタは度々登場しますので、今回はサクッと「ベクトラ」の魅力を。

手前の「ベクトラ」(通称Bベク)は、「オペル」が当時開発に数百億も掛けたクルマ。地味な存在ですが、オールドイツ生産で、乗ってみるとドイツ車よりドイツ車らしいもの。特徴的なミラーは、まるでレーシングマシンを彷彿とさせます。視認性は最悪ですが、風切り音は、国内の速度域では皆無。また、リアルスポーツカー「ケータハム」にも供給された4気筒DOHC ECO TECエンジンは、高回転では意外なほどパンチがあります。そのため、このクルマは、自宅のある茅ヶ崎から、2週間に一度仕事で出向く山梨まで通勤快速として現役。空力特性のよさも手伝って、コイツより倍もパワーがあるクルマでも、道の形状さえ頭に入っていれば、ぶっちぎる事だって可能です。また、サスペンションの設定が絶妙。街乗りでは、国産セダンより当たりはソフトですが、Fストラット、Rマルチリンクは、意外にもハードなワインディングが得意。(ロータスが設計に携わったといわれています。)先日も、ステアリングをフルロックまで切り込むような、山坂道で、必死に逃げる国産の元ラリーカーベース車を下りで追撃。結局道を譲って頂きました。「ベクトラ」地味ですが、色々なところに、たっぷりアンコが詰まったクルマ・・・。まだ降りる気はありません。

輸入車は、確かに国産車に比べると色々なところが壊れます。特にこの猛暑、国産車のエアコンには、逆立ちをしても、適いません。しかし、5年、8年、10年と時を重ねた際、その価値が浮き彫りになってくると思いますね。

長年乗っても納車の時の愛着が薄れない・・・。そんな魅力があるのも輸入車に軍配が上がるのではないでしょうか?



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