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後付LEDヘッドランプ世界初登場

世界初“後付け”LEDヘッドランプap-japanより登場

現在、後付けHIDも市場に浸透し数年。某オークションサイトなどでは、粗悪な中華製の偽者も多々横行。5000円程度で購入できる商品も溢れている。街中で、左右照射の色違い、片目点灯などを見かける事も多いが、おそらく、“安物買いの銭失い”とはこれのことだろう。保安部品のヘッドランプ、やはり信頼の置けるものを選びたいものである。

ところで、最近自分が試乗した輸入車の中には、ヘッドランプにLEDを採用しているものが多々あった。例としてアウディ「A8」、「R8 V10」、「A7 Sportback」、BMW「650i」などだ。そこでふと考えた。「LEDヘッドランプが後付けパーツとして発売され自分のクルマにインストールできないものか?」しかし、無論そのような製品は皆無。ところが、そんな夢のような製品があったのだ。

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アウディ「A7 Sportback」 LEDヘッドランプ。

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BMW「650i」 LEDヘッドランプ。                             写真の無断転用を固く禁じます。 

LEDヘッドランプを採用した「プリウス」や「レクサス」の数車には試乗したことがあるが、正直暗く、まだまだ発展途上だなと感じたが、上記の輸入車勢のLEDヘッドランプはHIDと同等に明るく、ライトスイッチをひねった瞬間、100%の光量で立ち上がる。これなら、消費電力、長寿命を考慮しても十分実用性が高いものであると実感した。

●さて、後付けのLEDヘッドランプが登場したという朗報は、一本の携帯着信からであった。以前HIDの件でお世話になった「ap-japan」の牟田代表から、「外川さん、まもなく弊社から世界初LED後付けヘッドランプがリリースされますよ!」という内容。その場では、大人の対応で、「おおーッ、それは凄い、実は最近、どこかで製品化されないかな?と期待していたのですよ。」と話を盛り上げたものの、実際、後付けのLEDヘッドランプで実用性、耐久性などは大丈夫なのだろうか?と正直、疑念の方が大きかった。モノカキなんぞ商売、まずは疑って掛かるもの・・・曲者でなければ勤まらない。まずはこの目でその世界初後付けLEDヘッドランプとやらを見せてもらおうと、今考えれば失礼な話であるが、同社代表を我が家まで呼びつけてしまった。数日後、センス良くドレスアップを施した真っ白の「BMW」で颯爽と表れた「ap-japan」代表の牟田氏。さて、早速、世界初の後付けLEDヘッドランプを目の前でプレゼンしてもらおうと思い、まずはカフェに入ったが、同氏の手にはそれらしきものを持っている様子がない。物々しい箱でも持参すると思っていたのだが・・・。

■これが世界初の後付けLEDヘッドランプの全貌だ■

「では外川さん、噂の商品をお見せしましょう!」と同氏。手ぶらに近い軽装のどこから世界初後付けLEDヘッドランプを見せてくれるのだ?手品でも披露するのか?それは本当に手品のようだった。同氏のポケットから出てきたのだ。それがこれだ!

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世界初後付けLEDヘッドランプ「H7」。放熱性にも優れるアルミ削りだしのボディに先端にはドーム状に盛られたLED素子があるだけ。ハロゲンやHIDバナーのようにガラス管も皆無なのでそのまま素手で触らせてもらった。

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LED発光部のアップ。細部まで精密な作り込みがなされている事が手にとっみて確認できた。

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「ap-japan」代表、牟田氏がポケットから取り出した理由が分かった。全ての部品構成はたったこれだけ。指で摘めるほど軽い。なんと重さは175g(左右)しかない。部品構成は、LEDヘッドランプに冷却用ファン、そしてコントロールユニットのみ。HIDのキットのようなバラスト、スターター、リレーなどゴツイ配線など皆無。これは革命的だ。しかし明るさを試さないと疑念は晴れない。

■明るさはハロゲンを遥かに上回るもの。これは次世代の製品だ■

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写真は明るさを表現するためスタジオ撮影であるが、実際に深夜のカフェの駐車場で、同製品を12Vバッテリーに繋いだ瞬間、目の前が真っ白になった。その明かりは、LEDそのもので電流が流れた瞬間、100%の光量で闇を白に変えた。気になるのは明るだろう。実際ハロゲンを遥かに上回り、HIDとほぼ同等、もしくは1割減といった印象。これなら、十分実用に使え、夢のキットといえる。また、ヘッドランプは保安部品。仮に片目走行でも、整備不良でおまわりさんのお世話になる重要な部品。本来故障はご法度であるが、HIDと比較して圧倒的に部品が少ない。この実にシンプルな部品構成では壊れるところを探し出す事が難しいと思えた。同社へのインタビューでも壊れるのはLEDヘッドランプではなく、クーリングファンの方が先ではないか?という回答。ただ、ファンも数万時間の耐久性は持たせているので、通常のドライバーなら、交換の必要性もなくなるということだ。

■ライトユニットに装着■

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実際にマルチリフレクターレンズ搭載車両にインストールしてみるとこのようなイメージになる。ガラス管が見えないのは不思議な気がするが、おそらく一度装着すればもう外す事はないだろう。

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昼間の撮影のため少々分かりにくいが、ドーム状の部位が白く発光しているのがお分かりいただけると思う。実際には、ライトユニットに収めても直視できないほどの光量を有している。

■ハロゲンとの比較■

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遠方にハロゲン装着車とLEDヘッドランプ装着車を停め、同時に点灯し比較してみた。これをみれば、自動車のヘッドランプもいよいよLEDの時代到来である事が納得できた。

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レンズとの相性もあるが、HIDと比較した場合、グレアの発生が最小限で、アスファルトをムラなく照射していることが確認できるだろう。色温度は、ファッション性も考慮しながらも視認性に優れた5500K。

現在「ap-japan」では、この世界初後付けLEDヘッドランプの無料モニターを行っている。詳細はこちらにアクセスして、その驚きを体験して頂きたい。また他にもH4 LOW専用がラインナップされているが、多くの方が望んでいるH4 HI/LOW切り替えの開発も行っている。その際には是非とも、筆者が所有する「ピンク@トゥインゴ」にインストールを敢行し、詳細なテストをお届けできる予定なので、お楽しみに。

最後に、これは、ヘッドライト業界の革命ともいえる製品であり、久々に衝撃を受けた。

■BMW乗りに朗報、コロナリングをHIDに■

なんとコロナリングそのものをHID化できる画期的なキットも販売。入手できるのは「ap-japan」のみ

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こちらがコロナリングそのものをHID化してしまうという画期的なキット。ヨーロッパにて数々のテストを敢行し商品化。通常出力の35WのHIDでは余りに明るく、バランスが悪くなってしまう。また、熱害対策のため、専用設計低出力バラストを開発。自分だけの特別なBMWに仕上がる事間違いナシだ。詳細は専用ページ:http://www.ap-japan.com/ap_bmw_hid.html

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