SSブログ

アウディ「A1コンペティションキット レジェンド」

アウディ「A1」用純正アクセサリーは実にコンペに仕上げられる。

筆者は80年代中期のまだ角があった同社クアトロに乗っていた。(b2 90クアトロで、面構えは「ビッククワトロ」とほぼ同じものだった。)アウディ=ラリーという憧れが強く刻まれていた時代で1981年から本格的にWRCに参戦し、グループ4で優位な成績を数々残した。自らの愛車にもラリーメイクをして5気筒エンジンで唸らせたのを思い出した。もう20年以上も前の話である。

今回アウディジャパンより「A1コンペティションキット レジェンド」を発売した。これは、私がアウディのラリー信者だった80年代の「パイクスピーク・ヒルクライム」(ロッキー山脈を一気に下るデンジャラスレース)等で優秀な成績を残した「アウディクワトロ」のレース車両の雰囲気を味わえる純正パーツで、カッティングシートからインテリまで実に多岐にわたる。(ちなみに当時のクアトロのラリー車両には、「A1」というモデルが存在していた。)

a102.jpg

a103.jpg

「A1 コンペティションキット 」レジェンド フィルムセットで仕上げたエクステリア。(リアフィルム、A~C ピラーフィルム、サイドフィルム、ホイールアーチフィルム、フォーリングスフィルム、1ゼッケン)8万4000円で車体に貼るカッティングシート方式である。これだけでも速くなった気分になる。

■インテリアもオカネ掛けられます。■

a104.jpg

A1 コンペティションキット 「レジェンド インテリアアイテム」はデコラティブセンターコンソールトリム3万2550円、デコラティブエアベントトリム&デコラティブドアハンドルトリムセット3万7800円、デコラティブフロアマット (フロント/リヤ)3万1500円、ベゴニアレッドナッパレザースポーツステアリングホイール5万8275円、ベコニアレッドナッパレザースポーツステアリングホイール7万350円、ベコニアレッドナッパレザーシフトノブ1万5750円、ベコニアレッドナッパレザーブレーキハンドル9660円。

インテリアもオーナーの好みによりエクステリア以上に特別な空間に仕上げられる。このオプションパーツは「ミニ」の感覚に似ていると感じた。ここまでやるなら、80年代アウディインポーターの「ヤナセ」純正オプションカタログに記載されていた3連メーターキットなども加えて欲しかった。VDO製、油圧、油温、電圧で確か4万円ほどだった事を記憶している。(筆者は1DINにおさまるこのキットを装備していた。)

非常に魅力的なキットであるが、クルマ趣味人が中年以上になっている昨今、このキットを装備する方はワタクシを含め、皆オジサンなんだろうなあ?などと余計な事を考えてしまった。

emblem_audi.jpgアウディ ジャパン株式会社 http://www.audi.co.jp/



共通テーマ:自動車