BMWのヘッドライトをDIY復元
ドイツ製QUIXX ヘッドライトレストアキットでBMWのライトをクリアに!
友人のE46 318の黄ばんだヘッドライトをクリアに
ドイツ・IQUIXX(クイックス)は、従来の黄ばみ・くもり処理用コンパウンドとは異なり、 有効成分が媒介となって働き、ヘッドライトの表面素材を移動し同化させて平らに変形させるため、 細かな磨きキズが残ることがありません。 そのため、施工後2~3ヶ月でまた黄ばみやくもりが戻ってしまうといったことはありません。
レストアキットにはポリッシュ50g入り×1本、専用クロス×2枚、サンディングブロック×1個、耐水サンドペーパー×12(#2000、#3000、#5000、各4枚) が同封されます。
耐水ペーパーは十分な量が同封されています。(#2000、#3000、#5000、各4枚)施工するヘッドライトの状態では、サンドペーパーを使わず、ポリッシュのみで対応できますが、今回施工するBMW E46のライトの黄ばみは顕著でしたので、全ての作業を行うことにしました。
上記は友人のBMW E46 318iです。ご覧のとおりポリカーボネイトがくすんでしまい、紫外線で黄化しています。これでは、さらに年式を助長しますし、夜間の視認性も低下します。
◇キット同封の#2000耐水ペーパーで研磨◇
付属の台座に耐水ペーパーを巻き付け、最も粗目の#2000から研磨を開始。
ライト表面の劣化したクリア被膜が研磨され、黄色の研磨粉が発生します。大変根気のいる作業ですので、時間にゆとりを持って作業を行いましょう。
◇キット同封の#3000耐水ペーパーで研磨◇
耐水ペーパーを#3000に変え、研磨を続けますと、黄色であった研磨粉が白に変化してきました。
◇キット同封の#5000耐水ペーパーで研磨◇
最後に#5000で磨きます。研磨粉が出なくなりました。黄ばみは取れましたがこの時点では、ペーパーの磨きキズがあり、クリアという表現には程遠いですが、水を掛けるとクリアになっています。
合計12枚の耐水ペーパーを使い、手作業で徹底研磨を行いました。アラフィフの筆者には、正直ヘトヘトです。真冬にも関わらず身体が暑いです。真夏の作業は控えた方がいいですね。
◇特殊処理を行うポリッシュで最終仕上げ◇
ドイツTUV認定のポリッシュを使い、最終仕上げを行います。付属のネル地に適量とり乾燥させたヘッドライトをさらに丁寧に磨きこみます。
ポリッシュの効果は実に素晴らしいもので、軽く磨いていく間に眩い艶、クリア感が復元されてきます。
◇テールランプにも使用可能。仕上がりはキラキラ感が見事に復元◇
テールレンズにももちろん使用可能。こちらも磨いていくとみるみる透明感が蘇ってきます。
どうです?このキラキラ感。素晴らしい仕上がりです。
◇施工終了◇
作業開始から約3時間掛かりましたが、左右ともにご覧のようなクリアなヘッドライトに復元できました。E46はいまだに人気車種ですが、年式からしてヘッドライトのくすみは避けられません。クイックスヘッドライトレストアキットを使えば、ここまで仕上げることが可能です。これらの製品を多々使用しましたが、満足いく結果が得られたのは、この製品のみでした。さすがドイツ品質です。
◇ヘッドライトの透過効率が向上し、明るさがアップ◇
取材車には、純正のハロゲンから、LEDバルブに交換されていましたが、ヘッドライトカバーがクリアになったことで、LED特有の鋭い閃光がより際立ち、夜間の視認性も大幅に向上しました。
作業には少々骨が折れますが、何を使っても効果がなかった方にはこの製品しかないでしょう。
クイックス https://www.smart-vision.co.jp/quixx_light/