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ルノートゥインゴ マカロン

ルノー限定車「トゥインゴ PH マカロン」

パティスリー「ピエール・エルメ・パリ」誕生20周年

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ルノー・ジャポン株式会社は、同社コンパクトハッチバック「トゥインゴ」の限定車「PH(ペーアッシュ)マカロン」の購入申込の受け付けを開始。発売日は6月28日で100台の限定車。

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カラーはブラン クリスタル50台限定

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組み合わされる専用シートは、
「アンフィニマン シトロン」と「アンフィニマン ピスターシュ」をイメージしたカラーコーディネート。「トゥインゴ」だからこそできるこのオシャレ感。

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ボディカラーは
ブルー ノクターンメタリック50台限定

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「甘酸っぱいパッションフルーツ」と「印象深いミルクチョコレート」をイメージしたカラーコーディネート。

エンジンは、
直列3気筒DOHC 0.9リッターターボに6速EDC(デュアルクラッチ)を組み合わせる。フランスを代表するパティスリー「ピエール・エルメ・パリ」の誕生20周年を記念するモデルであり、「ピエール・エルメ・パリ」を代表するスイーツであるマカロンをイメージさせる特別装備を内外装に加えた。

専用装備として、専用ロゴステッカーと専用サイドストライプ、16インチアロイホイールの「EMBLEME」、プライバシーガラス(リアサイド、リア)、LDW(車線逸脱警報)を採用し、特別感と安全性の強化も同時に図っている。

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成約した人には、ルノーとピエール・エルメ・パリがコラボレーションして「マカロンとドライブ」をテーマに製作された「マカロンバッグ」「ポーチ」「コインケース」がセットでプレゼント。さすが、フランスやることが粋である。

価格は212万円。販売台数は計100台となる。

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筆者はトゥインゴとは、日本国内で最も長く時を過ごしている。愛車である日本上陸第一号車「ピンク@トゥインゴ」も間もなく細部のオーバーホールを終え復活します。23年経過しても、いまだに色あせないそのキュートなデザインはさすがフランス車といえる。現行のトゥインゴでもピンクを復活してほしい。



emblem_Renault.jpg ルノー・ジャポン株式会社http://www.renault.jp/




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アウディ 新型 A1

アウディ新型「A1」本国ドイツで登場

コンパクトながらより躍動的に

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アウディは、同社コンパクトハッチである2019年モデル 「A1 スポーツバック」を発表した。

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多くの正方形を積極的に取り入れたエクステリアは、新たに再設計されたもの。特徴的なフードの下に広い singleframe グリルと3つのスリットが印象的。アルミホイールは15インチから18インチまで選択可能となっている。ボディサイズは拡大され全長4.03 メートル、全幅1.74 メートル、全高1.41 メートルとなる。

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 S ラインでは、より大きなエアインテーク、大きなリアスポイラーと特別なサイドスカートを装備。灯火類は、アウディらしくヘッドライトを始め、フルLEDである。

街中を走行する場合でも、週末のドライブに出かける場合でも、新型Audi A1 Sportbackのパワフルなエンジンは、ドライバーに運転する楽しさを提供。高効率なTFSIエンジンには、ターボチャージャー、直噴システム、粒子(パティキュレート)フィルターが装着。欧州での市場導入時には、3タイプのエンジンが搭載。最高出力85kW(116hp)の1.0ℓ3気筒エンジンを搭載する30 TFSI、110kW(150hp)のパワーを発生し、シリンダーオンデマンド効率システム(COD)を備えた1.5ℓ4気筒エンジンの35 TFSI、そして147kW(200hp)の最高出力と320Nmの最大トルクを誇る40 TFSI。少し遅れて、70kW(95hp)25 TFSIも追加される予定。ギアボックスはすべて7段Sトロニックトランスミッション、40 TFSIは6段Sトロニックトランスミッションが標準。

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インフォテイメントに加えて、ドライバーアシストシステムも上級モデル譲り。これらのシステムを使用すると、先行車と適切な車間距離を保ちつつ同一走行車線を維持し、また駐車時にアシスト。車線逸脱警告システムは、65km/h以上で走行中にドライバーが車線を維持するのをサポート。スピードリミッターも標準となり、設定した最高速度を超えるとドライバーに警告を発する。

さらに、アウディプレセンスフロントも標準装備。システムのレーダーセンサーは、たとえ霧などで視界が悪くても、前方を走るクルマ、道を横断する歩行者や自転車など、危険な状況を検知することが可能。そして危険性が高まるとドライバーにアラート音および視覚的な警告。同時にフルブレーキの準備を整え、衝突を防止もしくは衝撃の度合いを緩和するために、必要に応じて緊急自動ブレーキを発動。オプションのアウディプレセンスベーシックを搭載していた場合には、乗員保護機能も必要に応じて作動。具体的には、フロントシートベルトを引き締め、ウィンドーを自動的に閉じ、ハザードライトを点滅。 アダプティブスピードアシストも、レーダーセンサーを活用したシステム。このシステムは、先行車との車間を自動で調整する。システム作動範囲は0~200km/hで、一定の条件下では渋滞時に自動的なストップ&ゴーを行なうことが可能。

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革新的なコクピットはアウディ・バーチャルコクピットを採用。8.8 インチのタッチスクリーンディスプレイも平行して装備。 Audiスマートフォンインターフェイスは、クルマとスマートフォンを常に接続可能。この機能は、Apple CarPlayまたはAndroid AutoをインストールしたiOSまたはAndroidスマートフォンを、専用のプログラムを搭載したMMI環境に接続。さらに、2つのUSBインターフェイスも備え(1 x USB-A、1 x USB-C:充電電流を増加)。 音楽ファンの方々に向けて、デジタルオーディオ放送チューナー、アウディサウンドシステム、バング&オルフセンプレミアムサウンドシステムが用意。バング&オルフセンシステムは、560Wの出力で11台のスピーカーを駆動。

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新型Audi A1 Sportbackのサスペンションは、スポーティで俊敏なハンドリングと安定性の両立を特徴としている。サスペンション形式は、フロントにはマクファーソンストラット式を、リヤにはコンパクトで軽量なトーションビーム式を採用。標準サスペンションの他に、より硬めのスポーツサスペンションがオプションで設定される。

エンジンバージョンごとに個別にオプション設定されるダイナミックパッケージを選択すると、新型Audi A1 Sportbackをさらにスポーティにすることが可能。たとえばパフォーマンスダイナミックパッケージでは、レッドブレーキキャリパー、大径ブレーキディスク、アジャスタブルダンパー付きサスペンション、サウンドアクチュエーター、アウディドライブセレクトが追加可能。



emblem_audi.jpg アウディ ジャパン株式会社 http://www.audi.co.jp/



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VW トゥーラン仕様変更

フォルクスワーゲン「ゴルフ トゥーラン」 仕様変更

安全性を充実、強化

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フォルクスワーゲングループジャパン株式会社は、7 乗りミニバン 「Golf Touran 」 においてオプションパッケージの仕様変更を行った。

安全性・利便性・快適性にこだわった7人乗りミニバン 「Golf Touran 」は、2016 年の導入以降、特に安全性の強化に軸を置いた商品強化を継続的に実施し、常にフォルクスワーゲンの最新テクノロジー を採用することで、 ファミリー層から大きな支持を得ている。

今回 の仕様変更は、人気 オプションのテクノロジーパッケージに、ハイビームアシスト機能の上級装備 として位置付ける先進安全装備「ダイナミックライトアシスト」を追加し、さらなる安全性の強化を 図った。

「ダイナミックライトアシスト」は、 フロントカメラで対向車・先行車の位置や距離を算出し、その結果に基づき、適切な状態でヘッドライトの照射エリアを細かく調整。対向車や先行車のドライバーを眩惑することなく、前方の路面と路肩を広範囲に明るく照らすことが可能。 これにより、 夜道の見通しの悪い状況下など悪条件においても、「Golf Touran 」は安心して快適にドライブできる。



VW.jpgフォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社http://www.volkswagen.co.jp/




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女性にウケるウケない車の色

女性2000人に調査「彼・夫」の乗ってほしい色、そうでない色

筆者のようなアラフィフバブル世代では、18歳で免許を取得して、すぐにクルマが欲しい。好きな女の子をデートに誘うというのが当たり前のことでした。あれから30年。今では、ワカモノの車離れが顕著となり、筆者が親しくしている自動車メーカー数社に聞いても、若い子はほとんど店舗に来ないという。時代は変わったものです。

乗ってほしいクルマの色は圧倒的に「黒」です。

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筆者が昨年末に購入したフォルクスワーゲン「9N Polo」は、まさに黒です。確かにコンパクトカーでも、存在感があります。黒が人気が高い理由もよくわかります。まあ、いつも漆黒を保つのには週に2回の洗車は必須です。

乗ってほしくないクルマの色はえっ~ピンク

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筆者カが23年ともにする日本上陸第一号車の「ルノートゥインゴ」はまさにピンクです。乗ってほしい色、そうでない色の対局を2台所有していることになります。
確かに国産コンパクトカーのピンクに男性が乗っていたら、変わり者扱いされそうですが、フランス車のピンクは実は非常にウケが良く、取材などに乗って行っても筆者の存在はこのクルマで判断されることが多いですね。女性ウケもいいです。まあ、1人しかおりませんが。

現在3か月入院中の「ピンク@トゥインゴ」ですが、ブレーキ系統のオーバーホールも完了し、7月には再び路上に復活します。長期の入院で、細々した部位の変更も行いましたので、レポートをお楽しみに。

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BMW 新型8シリーズ

BMW 新型「8シリーズ クーペ」世界初公開

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BMWは、新型「8シリーズ クーペ」を世界初公開した。2018年秋に販売を開始する予定で、当初は「M850i xDrive」のみで、のちにV12エンジンも搭載する。

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BMWのフラッグシップスポーツクーペらしいロー&ワイドなクラシカルなフォルム、スリムなウィンドウピラー、「ダブルバブル」を描くルーフライン、ロングホイールベース、現行ラインアップで最も薄いヘッドライトなど復活を遂げた「850i」はより魅力的なスポーツクーペに仕上がっていた。

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V型8気筒4.4リッターツインパワーターボ「N63B44T3」型エンジンは、最高出力523HP/5500-6000rpm、最大トルク553lb-ft/1800-4600rpmを発生し、スーパースポーツ並みの0-100Km/h加速3.6秒を記録。駆動方式は4WDの「 xDrive」。8速スポーツAT(トルクコンバーター式)を搭載する。

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誰もが振り返るスペシャリティクーペとして君臨する8シリーズ。

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ブレーキも強化され、圧倒的な制動性能を発揮する。ブルーの対抗キャリパーも巨大である。

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専用デザインのコクピットは8シリーズが特別なクルマであることの具現化である。

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フルディスプレイのメーターは8シリーズ専用デザインが与えられる。これは、初代8シリーズもそうであった。BMWの例に習って、通常モデルは260Km/hスケールと控えめ。上級モデルには330km/h以上まで表示されるだろう。



emblem_BMW.jpgビー・エム・ダブリュー株式会社http://www.bmw.co.jp/ja/index.html





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スマート誕生20周年限定車

スマート ブラバス シグネチャースタイルエディション

スマート誕生20周年限定車

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メルセデス・ベンツ日本株式会社は、2シーターコンパクトカー「スマート フォーツー」「スマート フォーツー カブリオ」の限定車「smart BRABUS signature style edition」を発売。

20年前に世間を驚かせたマイクロカーであるスマートが登場。それを記念して販売する同車は、ブラバス専用エアロパーツに、マット仕上げのチタニアグレーでペイントしたフロントスポイラー、サイドアクセントを装備。直列3気筒0.9リッターターボエンジンを後部に搭載しリアタイヤを駆動するRR。最高出力109PS、最大トルク170N・mを発生。「BRABUS signature style」のレタリングの専用サイドエンブレムが装備され、「ダークティンテッドハイマウントストップランプ」「ブラバス ホイールボルトカバー」などが小さなボディを引き締める。

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ブラックのスポーツシートはレザー。

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BRABUS signature style」ロゴ入りの専用パーキングブレーキハンドル(アルミ+本革)

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メーターはホワイトにレッドの透過照明を採用。本革ステアリングにブラバス パドルシフトを装備。

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ブラバス スポーツペダルはアルミ製。

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専用のブラバス シフトノブはブラバス創業者のボード・ブッシュマン氏のサインが入る。

スマート ブラバス フォーツー シグネチャースタイルエディションが325万円。
スマート ブラバス カブリオ シグネチャースタイルエディションが348万円。



m_m_emblem_smart-f97fa.jpg スマート http://www.smart-j.com/





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VW 最も革新的ブランド認定

AutomotiveINNOVATIONS Award 2018
(オートモーティブ イノベーションアワード2018 )

フォルクスワーゲンを〝最も革新的な量産ブランド”として認定

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● フォルクスワーゲンブランドがセンターオブオートモーティブマネージメント(CAM )およびプライスウォータハウスクーパース(PwC) による栄誉ある賞を受賞。

●「代替駆動システム」、「自動運転と安全性」、「従来型駆動システム」の各カテゴリーでも受賞。

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ドイツ・ヴォルフスブルク本社工場

フォルクスワーゲンは、3年連続で「最も革新的な量産ブランド」に認定された。「 代替駆動システム」、 「自動運転と安全性」、「従来型駆動システム 」の各カテゴリーでもアワードを受賞した。これらの賞は、センター オブ オートモーティブ マネージメント(ドイツの独立系科学研究機関)が、監査法人のプライスウォーターハウスクーパースと協力して毎年開催。受賞者は、過去7年間における 車両技術の面での革新性や将来の動向を分析した共同研究、「 AutomotiveINNOVATIONS 」に基づいて選考される。

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ドイツ・ヴォルフスブルク本社工場

フォルクスワーゲン乗用車ブランドで技術開発担当取締役を務める Dr. フランク ウェルシュ氏は、次のように述べている。「私たちは、全てのドライバーに最新の革新技術を利用していただけるように各部門が協力して車両の開発を進めております。今回のアワードを受賞できたのは、全世界にいる 開発チームのおかげです。 彼らは『未来をみんな に』を目指し、最新技術を生産車両に搭載するために 日々努力を重ねています。」 審査委員会は、フォルクスワーゲンが自動車業界において 最も革新的な量産ブランドである証として、62 もの革新技術を去年1年間で開発した事実を指摘している。 CAM とPwC が発表した公式コメン には、「量産ブランドによる世界初の技術において、フォルクスワーゲンは26 %という最も高いシェアを占めている」ことが明言された。

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フォルクスワーゲンは世界販売台数でも首位を独占し続けている。



VW.jpgフォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社http://www.volkswagen.co.jp/




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VW 新型ポロ 徹底研究

フォルクスワーゲン新型「ポロ」 徹底研究 〝完全保存版”

ウェブ媒体では最も詳しく細部まで解説

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「6R型」から8年ぶりにフルモデルチェンジを敢行した新型「ポロ」。まだ、町中で見かけることは、我が湘南ではほとんどないが、今後輸入車市場を牽引するクルマだけにウェブでは最も詳しい徹底特集を行う。

ワイド&ローになり男も惚れるクルマになった

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ボディサイズは4060×1750×1450mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2550mm。先代「6R」に比べ、65mm広く、10mm低くなったことでワイド&ローを強調するスタイリングとなった。

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フォルクスワーゲンの高級車「パサート」と並べてもその存在感は負けていない。

筆者の「9N」ポロと比べるとワイド&ローになったことが一目瞭然

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筆者の愛車である「9N」ポロと比べると、これだけ全幅の差がある。50%が女性ユーザーであったポロであるが、従来のサイズは日本国内では非常に扱いやすい。型落ちしてもデザイン、愛着に失望しないのは、輸入車の魅力であるといえるだろう。

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ボディサイド上下を走るキャラクターラインにより、低重心に見せるとともにスポーティさを強調

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取材車の「Highline」では、16インチアルミホイール(195/55 R16。コンチネンタル「ContiPremiumContact」を標準装備。

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フロントはベンチレーテッドディクスに「Ate」製のシングルキャリパーを装備。

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新型「ポロ」では、リアブレーキがドラム式となってしまった。「9N」、「6R」と4輪ディスクブレーキであった。フォルクスワーゲン車両担当者へのインタービューでは、ドラム式でも、これまで以上の制動力を確保されており、アウトバーン領域からでも安全に停止できるものであるという。サスペンションは、フロント「ザックス」製とリア「モンロー」製の組み合わせである。純正アルミホイールは、
「Highline」では、独「RONAL」製である。(製造ロットにより変動する。)

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リアディフィーザーがスポーティ。GTIを除きエキゾーストエンドが見せない構造となる。

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「POLO」のエンブレムは先代と同じフォントを採用している。

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ボンネットは油圧ダンパーではなく、昔ながらのつっかえ棒で固定する。

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直列3気筒DOHC 1.0リッターターボエンジンでは最高出力95PS/5000-5500rpm、最大トルク175Nm(17.9kgm)/2000-3500rpmを発生。インテークマニホールドが3本なのが、3気筒の証。

先代6Rポロ 1.2リッターエンジン

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先代「6R」の直列4気筒1.2リッターターボエンジン。後期モデルでは90PSを発生。
22.2km/Lという好燃費であったが、新型は19.1km/Lに低下。しかし、実際の運転シーンでは、その差は感じることはないと同社の担当者は説明した。

灯火類解説

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ライトオフ。水平基調のフロントグリルはライト内まで一体化されている。

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ポジションランプはチューブ状に発光するLEDを採用。非常にスタイリッシュである。

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ターンシグナルもLEDを採用。眩しいほどの高い照度を実現している。

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ヘッドライト点灯。LEDを採用し、クリアなホワイトの閃光が非常に高い視認性を実現している。

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サイドミラーは視認性を向上させたLEDターンシグナルが装備。

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フォグランプはハロゲン。現在では、社外品のLEDバルブも多く流通しているので交換は容易である。

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灯火類全点灯。

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ライセンスランプもLED。夜間は純白な光がプレートを浮かびあげる。

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テールランプ点灯。LEDを採用し、立体的なデザインとなっている。

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ブレーキランプ点灯。広い面積が点灯するため後続車への視認性は高い。

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ターンシグナル点灯。リアはS25型ピン違いのハロゲン。後にLED化されると筆者は予想する。

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欧州車ではおなじみのリアフォグランプ。非常に明るい。(右側のみ装備)

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バックランプ点灯(左側のみ点灯)。

インテリア解説

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Highlineでは前席にスポーツコンフォートシートを装備している。質感も大幅に向上している。

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先代「6R」に比べホイールベースが伸びたことで特に後部座席の快適性や乗降性が向上した新型ポロ。

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身長170センチの筆者がリアシートに腰を掛けると、レッグスペースが大幅に広くなっているが実感できた。新型ポロは大人4人がゆとりをもってドライブが楽しめる。

新型ポロメーター

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先代6Rポロメーター

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9Nポロメーター

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新型「ポロ」ではメーター類もすべて刷新された。常時点灯式でホワイトLEDが非常に高い視認性を誇る。スピードメーターは、ポロでもついに260Km/hまで表示されるようになった。ドイツVDO製。ちなみに下は、先代の「6R」のメーターで240Km/nまで、さらに「9N」では、懐かしいコバルトブルーの照明が逆に新鮮。220Km/hまで表示。モデルチェンジを重ねるたびにスケール、精巧さが向上している。

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ステアリングには、7速DSGのパドルシフトが装備される。

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水平基調のダッシュボードも他のフォルクスワーゲン車とは一線を画している。高級感も大幅に増した。

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ライトスイッチはおなじみのダイアル式。オートライト対応である。

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ドアミラースイッチやパワーウインドウスイッチも新デザインとなった。夜間はレッドの透過照明が灯る。

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8インチのスクリーンを組み合わせる純正インフォテイメントシステム「Discover Pro」を、ポロシリーズで初採用。ダイアルを残したことで、操作性は非常に高く、ゴルフのそれより個人的には使いやすい。

新型ポロエアコンディショナー

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先代6Rエアーコンディショナー

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2ゾーンフルオートエアコンディショナー(運転席/助手席独立調整)はComfortline、Highlineに標準装備。写真下は先代「6R」が搭載していたフルオートエアコン。設定は1ゾーンである。

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収納スペースはスマートフォンを置くのに丁度いい。2ポートのUSB端子を装備している。

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トランスミッションは全グレードともに、乾式7速DSGを組み合わせる。シフトポジションにもレッドの透過照明が灯る。ゴルフを始め、最新のフォルクスワーゲン車はスイッチ類もホワイト照明に変化してきている。

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エンジンはボタンでスタート/ストップ。その横はアイドリングストップ強制停止スイッチ。

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12Vロケット。最近までシガーソケットと呼ばれタバコマークであったが、国際的に喫煙者が減った具現化だろう。

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2ペダルには、アルミの宝飾などはなされていない。オプションパーツでスポーティに着飾ることは可能。

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フロントドアのスピーカーも大型化され、低音に迫力が増した。合計8スピーカーを装備。写真のようにスピーカーグリルを乗り降りの際に靴先があたり、汚れや傷がつきやすいといえる。

拡大したラゲッジルーム解説

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リアハッチは最新のフォルクスワーゲン同様、エンブレムを持ちあげると電子ロックが解除される。

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ラゲッジスペースは従来の280Lから351Lに拡大し、実用性が向上された。

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トレノボードを簡単に外すことが可能。ロジックは代々変わっていない。

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シートアレンジは4:3の分割可倒式で長物の積載も容易である。

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最大で1125Lにもなる。しかもバックドアが大きく開き、開口部はほぼ凸凹のないスクエア形状である。フロアの深さや奥行きも申し分ない。レジャーシーンや引っ越しまで実用性が高い空間である。

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ラゲッジスペースは、余計な突起物がないため、広々している。先代「6R」に比べ細部にも改良が感じられる。12V電源ソケットも装備しており、先代から継承された美点である。

インプレッション

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先代「6R」が搭載していた直列4気筒1.2リッターターボから、直列3気筒1リッターターボエンジンに刷新。ダウンサイジングの先駆者であるフォルクスワーゲンらしく、ボディは大きく、エンジンは小さくなりましたが、最高出95PS/5000-5500rpm、最大トルク175Nm(17.9kg-m)/2000-3500rpmを発生。性能面でも、前代を上回っています。(初期の6Rは105PS、マイナーチェンジ後は90PS)。JC08モード燃費は22.2km/Lから19.1km/Lへと低下しましたが、実際には、それを感じることはないと言えます。

ボタン式となったエンジンスターターを押しエンジンを始動させると、3気筒エンジン特有の音や振動はよく抑えられており、非常に静粛性は高いです。アクセルを軽く踏むと、おや?トルクがやや細い?と感じました。筆者も「9Nポロ」を所有していますが、動き出した瞬間は「9N」の方がトルクが太いほどです。これは、新型ポロの最大トルクの発生域(下限)が600回転ほど高く、ターボも加給領域が、500rpmほど高くなっているのが影響していると思われます。

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オープンロードに出て、アクセルを踏み込むと、1500rpmあたりからトルクが湧き上がり、1.0リッターとは思えない力強い加速で、グイグイ速度を上げていきます。人それぞれ、音には好みがありますが、3気筒エンジンにサウンドチューンを加えたそれは、乾いたスポーティなもので、高回転域まで気持ちよく吹け上がります。

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試乗コースは、ワインディングが続く場所でしたが、普通にコーナーに進入してもロールはまるで感じられません。周囲の安全を確認し、さらに高い速度で次のコーナーの進入しても、タイヤからスキール音が聞こえることもなく、ヒラリヒラリとクリアしていく様は、スポーツカーのようなハンドリングを実現しています。
ブレーキも踏力に比例して制動が高まるもので、好感が持てました。しかし、「9N」 「6R」と先代ポロは、リアもディスクブレーキだったものが、ドラムブレーキになってしまったのは、不思議ですが、担当者の話では、車両設計の段階で、ドラムブレーキでも、アウトバーン領域から十分な制動力が実証されているので、問題ないとのことでした。

高速道路では、合流時の加速は、実にパワフルで、迅速に時速100Km/hに到達。左手のクロノグラフでは10秒を切っているのを確認できました。1.0リッターエンジンは、圧倒的にパワフルとはいえないですが、追い越しもスムーズに加速してくれますし、国産コンパクトカーにはない、圧倒的な直進安定性は、ロングホイールベース化の恩恵であることが確認できました。高い高速巡航性能で、長距離走行を得意とするのも新型ポロの長所であります。

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ゴルフ廉価版であるトレンドラインと選択に悩んでしまいそうな新型ポロ。車格が一段上に上がったような好印象を受けました。


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新型「up!」徹底研究 http://s-togawa.blog.so-net.ne.jp/2018-04-01


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フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社http://www.volkswagen.co.jp/




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