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VW 9Nポロ レストアVol,1

フォルクスワーゲン9N POLO 後期 完全レストアVol.1

構想2年。全塗装、新品エンジン交換、ほぼ新車になりました。掛かった費用も数百万・・・。

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筆者がこのVolkswagen 「9N型ポロ」 最終モデルを選んだのは、自ら執筆した同車のムック本を監修したことに始まります。かれこれ10年以上前になりますが、仕事での付き合いが多かった9N POLO。その後自ら購入し、取材のお供になってくれましたが、ブラックの塗装は、ルーフなどの劣化が顕著になってきたので、フルレストアを敢行。そのレストア期間はコロナの影響もあり完成まで約2年のドラマになります。(写真はレストア前です。)ショップ訪問から、新品エンジン全交換まで、複数回にわたりレポートをさせて頂きます。手前味噌のネタですみません。

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3915×1655×1480mm(全長×全幅×全高)と日本国内では大変扱いやすい。レストア前のためホイールは14インチですが、これが大きな変貌を遂げます。

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後期モデルでは、キュートな丸型コンビネーションライトに変更。今でも古さは感じないものです。

オールペイントは店舗選びが大切

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筆者が色々調べた上、入庫したショップ。窪田自動車板金工場。

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入庫しているクルマなどを見ればそのショップの腕がわかりますね。

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筆者はこれでも輸入車業界に30年程、身を置くものです。店舗選びは最重要項目です。「工場のスタッフ様は輸入車に精通しているか?」「お客様の評価はどうか?」そして店舗の雰囲気、スタッフ様の印象も大切。そして、筆者がどのような仕上げを望んでいるのか納得いくまで相談にのって頂けるのも重要。数あるショップさんから筆者が選んだのは窪田自動車板金工場。同店はグーなどでも顧客満足度は五つ星を獲得している。しかし、筆者のような顧客は店舗側からしては嫌われるのがこれまでの常・・・。

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早速、窪田自動車板金さんの工場長、窪田智仁さんとお会いして数時間に及ぶ打ち合わせを敢行。今回の作業は、簡易的なオールペイントではなく、バラせる部位を全て外してのオールペイントです。またパーツの取り付けなども多岐にわたります。窪田氏とは公私ともに話が弾み、末永くお付き合いできる方で安心しました。

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窪田氏の愛車はケータハムスーパー7。このようなエンスーなクルマを愛車に持つ方には、安心して愛車のレストアをお願いできますね。

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打ち合わせから約一か月。いよいよレストア開始です。人からは「レストアする必要があるのか?」といわれるほど綺麗な状態を保っていますが、細部には細かい傷や経年劣化が見られます。

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早速作業に入ります。まずは、ボディをチェック後、凹みなどの補修から始めます。

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仕上がり重視のため、外せるパーツは全て取り外します。迅速な作業で愛車は瞬く間にこのような姿。

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前後ドアもあっさり外されました。

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フロントグリルをはじめ、内装の内張りなどもすべて取り外します。年式的に入手できないパーツも増えてきている9N POLO。どのパーツもオーナーにとっては貴重です。

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リアゲートも取り外しました。持病であるロックの不都合もしっかり治して頂きました。

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ここまでバラバラになると圧巻です。それにしてもこの大量のパーツを迅速にばらして頂いた窪田自動車板金さんの腕には脱帽いたします。

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リフトアップをして下回りもチェック。室内駐車で、こまめに下部の洗浄をしていたため、補修個所はなし。ポロのようなベーシックな輸入車ですが、おなかは意外なほどフラットです。せっかくなのでドイツfox社のオールステンレスマフラーを装備して頂きました。

次回は、さらに作業が進みます。全国の9N POLOのファンの皆様、是非ともお楽しみに。


キャプチャ.JPG http://kubota-bankin.com/


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