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ポルシェ カイエンターボGT

ポルシェ、新型「カイエン ターボ GT」

SUVニュル最速マシンは640PS

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ポルシェジャパンは6月30日、新型「カイエン ターボ GT」の予約受注を開始。

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新型カイエンターボGTは、カイエンターボクーペと比べて車高が最大17mm低く設定。これに基づいてパッシブシャシーコンポーネントとアクティブコントロールシステムの両方が再設計されており、ハンドリングとパフォーマンスが最適化された。また、それらの間の完全な相互作用を実現するための専用のキャリブレーションも備えている。一例として、3チャンバーエアサスペンションの剛性が最大15%向上し、ポルシェアクティブサスペンションマネジメント(PASM)のダンパー特性、パワーステアリングプラスおよびリアアクスルも適合。ポルシェダイナミックシャシーコントロール(PDCC)アクティブ制御ロール安定化システムは、パフォーマンス指向の制御ソフトウェアで作動する。その結果、ロールの安定性とロードホールディングがさらに向上し、高速コーナリングでのさらに精確なターンインが実現される。ポルシェトルクベクトリングシステムは、これに合わせてより高いトルクバイアス比を可能とした。包括的に最適化されたフロントアクスルもハンドリングを改善。専用開発された新しい22インチPirelli P Zero Corsaパフォーマンスタイヤは、ターボクーペと比較してフロントホイールは1インチ広く、ネガティブキャンバーは0.45度増加して、大きな接地面を備えます。さらに、ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)システム、10ピストンキャリパーも標準装備。

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新型カイエンターボGTのツインターボエンジンは、ポルシェで最もパワフルな8気筒ユニットを搭載。クランクシャフトドライブ、ターボチャージャー、ダイレクトフューエルインジェクション、インダクションシステム、インタークーラーのエリアで大規模なアップグレードが行われた。ターボGTのV8は、クランクシャフト、コネクティングロッド、ピストン、タイミングチェーンドライブ、ねじり振動ダンパーなどの基本的なエレメントがターボ クーペのV8とは異なる。これらのコンポーネントは、640PSに増加した最高出力と向上したドライビングダイナミクスに合わせて設計。高速でシフトする8速ティプトロニックSとポルシェトラクションマネジメント(PTM)システムも変更された。トランスファーケースのウォータークーラーも追加。

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ユニークなフロントビューを生み出す目立つスポイラーリップと大型サイドクーリングエアインテークを備えたGTモデル特有のフロントエプロン、流線型のカーボンルーフがその進歩的なデザインと卓越した装備を通して、抜群のスポーツ性を強調。

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中央にテールパイプを備えた標準装備のスポーツエグゾーストシステムは、カイエン ターボGT専用。リアサイレンサーを含む車両中央からのエグゾーストシステムは、軽量で特に耐熱性に優れたチタンで造られている。センターサイレンサーを削除したことで、さらなる軽量化も実現した。

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新型カイエンターボGTに搭載される4リッターV8ツインターボエンジンは最高出力640PSを発生し、優れた走行特性を実現するためのベース。カイエン ターボクーペの最高出力を90PS上回るターボGTの最大トルクは850Nm(80Nm増加)で、0-100km/h加速タイムは3.3秒をマークし、最高速度は300km/h以上に達する。さらにスポーティーなフォルムを備えた4シータークーペのカイエンターボGTには、モデル専用に特別に開発されたシャシーシステムとパフォーマンスタイヤが標準装備。ポルシェのテストドライバーであるラース・ケルンはカイエンターボGT のステアリングを握り、20.832kmのニュルブルクリンク・ノルドシュライフェを7分38.9秒で一周して、新しい公式SUVレコードを打ち立てた。これによりカイエンターボGTの優れたサーキット性能と高い日常性の調和という総合コンセプトが証明された。

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新型カイエンターボGTのスポーティーな特性は、高品質の標準装備とインテリアの拡張されたアルカンターラ装備によって強調。8wayフロントスポーツシート、独立した2席のスポーツリアシートシステムも標準装備される。それぞれのシートは、GT特有のアルカンターラ パンチングシートセンターパネル、ネオジムまたはアークティックグレーのコントラストアクセント、およびヘッドレストの“turbo GT”ロゴを備える。マルチファンクションスポーツステアリングホイールには、ポルシェスポーツカーにおなじみの12時位置のイエローマーキングが付けられている。トリムの仕様に応じて、アクセントストリップはマットブラック仕上げとなる。

向上した性能、新しいユーザーインターフェース、カイエンの新しいオペレーティングロジックを備えた次世代ポルシェコミュニケーションマネジメント(PCM)システムがカイエンターボGTとともに市場に投入される。以前と同様に、Apple CarPlayに対応するPCM6.0は、Apple MusicとApple Podcastsの統合も可能になった。さらに、インフォテインメントシステムにはAndroid Autoも含まれる。これによって、全ての一般的なスマートフォンを統合することができる。

価格は2725万円。

emblem_porsche.jpg ポルシェジャパン株式会社 https://www.porsche.com/japan/

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