ホイールコーティング剤Z2を試す
ホイール専用コーティング剤クリーンエクセル「Z2」を試す。
自動車は飾り物ではありませんので、走らせれば傷や汚れがつくもの。特にホイールは、路面に非常に近いところにある上、自車の走行によって跳ね上げられた小石などがホイールに小キズを付ける。これも速度を抑えるなどすればある程度防げるものの、自車の走行によるキズですので、どうにも防ぎきれないのが事実です。また、欧州車のブレーキは非常に効きが強力ですが、効きがいい反面ブレーキダストの発生が多いのも厄介です。ちょっとしたドライブでも、ホイールを見ればブレーキダストで真っ黒なんてことも・・・。これに降雨が加わればその汚れから目を背けたいほどです。
そこで必要なのがホイールコーティングです。ボディーコーティング同様、ホイールの表面に薄い皮膜を形成し、汚れを防ぎ洗車を容易にしてくれるものです。小石を巻き上がったときの細かな傷はもちろん、ブレーキダストや油汚れなどからも、ホイールを守ってくれます。
今回、数あるホイールコーティング剤から筆者が選択したのが、株式会社クリーンエクセルが自社開発した業務用ホイール専用コーティング剤「Z2」。アルミ自体に浸透しながら表面に高分子の被膜を形成し、衝撃や熱、さらには酸や塩に対する耐久力を与えるコーティング剤です。
業務用ホイール専用コーティング剤「Z2」施工開始
ブラシなどは使用せず、柔らかなスポンジに中性のカーシャンプーをたっぷり泡立てて優しくホイールを洗浄する。最近はハイパー塗装などデリケートなものが多いので、あくまで優しく作業を行う。
ホイールを車体から外すのが理想であるが、難しい場合は軍手にカーシャンプーを含ませて、ホイールの裏側まで指先を使い丹念に洗浄をする。(ホイールの形状にもよります。)
カーシャンプーをたっぷりの水流で洗い流し、マイクロファイバークロスなどで水分を十分に拭き取る。
ナットホールなどは水分が残りやすいので、クロスを丸めて水分を吸い取る。
50mlの容量でホイール3台分の施工が可能である。液体は乳液状の粘度の高いものである。
付属のスポンジは非常に柔らかくホイール素材に優しいもの。
ホイールの細部まで均等に塗布を行う。液剤は伸びがよく少量で広範囲に施工が可能。
形状にもよりますが、手が入る場合は、ホイールの裏側までしっかりコーティング剤を塗布する。
約10分程度乾燥をさせると、ご覧のようにホイールの表面が白く乾いてくる。
白く乾いてくるので塗布した場所が一目瞭然。リムの部分もきれいに塗布できている。
10分ほどしたら付属のクロスで、拭き上げていく。やや拭き取りが重いがそれだけ皮膜密着性の高さが感じられた。付属のクロスは非常に柔らかく素材に優しいのも嬉しい。
ホイールの内側も同様、拭き残しのないように仕上げていく。これで施工は完成である。
ホイール専用コーティング「Z2」施工後をチェック
ホイール専用コーティング剤クリーンエクセル「Z2」で仕上げたハイパーシルバーのホイール。新品以上の眩い発色でホイールのデザインを際立たせてくれる。ホイール表面も非常に滑らかで、強力な皮膜が形成されているのが、実感できる。
ブレーキダストの発生が多い欧州車でのテストでしたが、施工後1120キロ走行。ブレーキダストの付着が驚くほど少なく、光沢も十分保たれている。
上記は降雨の中、撮影したもの。非常に細かい撥水性はさすがに業務用であり驚きを隠せない。施工したホイールの裏側もしっかり撥水が確認できた。今後も、耐久性など長期に渡りテストを敢行予定。
市場には多くのホイールコーティング剤が販売されているが、ムラが発生したり、特にガラス系では皮膜硬化が早く失敗してしまったという話もよく聞きますが、ホイール専用コーティング剤クリーンエクセル「Z2」は、ボディのワックスを塗布する感覚でプロの施工が可能。ホイールの光沢、艶、保護性能は筆者が試した製品の中では、最高のものであった。大切なホイールをいつまでも美しく保つアイテムとして、是非ともオススメしたい。
お問い合わせ
株式会社クリーンエクセルhttp://www.cleanexcel.co.jp/
製品ページhttp://www.cleanexcel.co.jp/cathand/detail-477161.html