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VW 「ゴルフカントリー」とR対面

VW「ゴルフカントリー」と「ゴルフR」対面

長期取材車の「ゴルフR」で立ち寄った峠の茶屋で遭遇。日本総輸入台数110台。現存は十数台?

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「ゴルフR」が奏でるド迫力のエキゾーストノートを響かせながら、ある峠道のコーナーを立ち上がると、筆者にとって大変興味深いクルマが目に留まった。おもわず、峠の頂上まで行き、引き返してきたくらいだ。このクルマは、「ゴルフⅡ」をベースに車高を持ち上げ、フルタイム4WD (ビスカスカップリング方式)方式とした本気のゴルフであった。 1990年4月~1991年10月までに、合計7735台のみ生産され、日本には110台のみ上陸を果たした。ヤナセ販売価格で304万円であったが、現在でも、希少価値で中古市場でも、その価格は高価だ。

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出会った「ゴルフカントリー」はグリーンメタリックで、新車当時日本には、15台のみ上陸。現在では数台しかないだろう。

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全高1465mmの「ゴルフR」に対して、「ゴルフカントリー」は1565mm。これだけ高さが違う。20数年経過しても、その存在感は「ゴルフR」にも負けていない。

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「ゴルフカントリー」の特徴でもあるリアに搭載されたスペアタイヤ。細部にまでお金を掛けて製造された事が窺い知れる。ホイールは純正でイタリアスピードライン製の15インチ。

「ゴルフカントリー」1991年式

・車両型式          E-1G1PF2型
・エンジン            1P型 1780cc水冷直列4気筒OHC 

 燃料噴射装置       Digifant fuel injection 
 最高出力          97ps/5400rpm
 最大トルク          14.5kgm/3000rpm 

・車体寸法(L×W×H)   全長4230mm×全幅1715mm×全高1565mm
 最低地上高        190mm
 ホイールベース       2475mm
 ・駆動方式          フルタイム4WD (ビスカスカップリング方式) 
・トランスミッション      ZF製5速マニュアルトランスミッション
・サスペンション        フロント:マクファーソンストラット/コイルスプリング式独立懸架装置 
                  リ  ヤ:セミトレーリング/コイルスプリング式独立懸架装置 
・制動装置            フロント:ディスクブレーキ リヤ:ドラムブレーキ (ロードセンシング制動力制御装置付き)

・ステアリング         左 (ラック&ピニオン式パワーステアリング ステアリングダンパー付き)
・燃料タンク         55リットル 
・タイヤ             195/60R15 6J×15スピードラインホイール

 



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