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新型「ゴルフ」がグッドデザインに

フォルクスワーゲン「ゴルフ」が、今年の「グッドデザイン・ベスト100」に選出

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フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社は、今年6月から販売をはじめた主力モデルの新型「ゴルフ」が、公益財団法人日本デザイン振興会(JDP:http://www.jidp.or.jp/)が行った、今年度の「グッドデザイン賞」及び「グッドデザイン・ベスト100」に選出された。 「グッドデザイン・ベスト100」は、本年度の全受賞対象の中でも「明日を切り拓く力をもったデザイン」、「未来を示唆するデザイン」として、「成熟分野での高度なものづくりが実践されている」、「成長分野でのデザインの可能性を示している」などの観点から、とくに高い評価を得て選出されたものである。

新型「ゴルフ」の受賞理由は、『水平基調のフロント/リア回り、引き絞った弓を思わせるCピラー形状など、7代目となる新型も一目でゴルフと分かる。ブランドとしてのアイデンティティにブレがない。そのうえで新型ならではの進化も実感できる。プレスラインやパーツの分割線など、個々の線や面を極限まで追い込んであり一切の妥協がない。同社初採用の「MQB」と名付けたモジュラー設計の車台(プラットフォーム)も特筆に値する。自動車の価値の60%が集まる前輪からアクセルペダルまでの構造を共通化し、それ以外の部分を柔軟に変更可能とすることで、コンパクトカーからミニバンまで、横置きエンジン全車種の車台の共通化を可能とした。その結果、開発コストの大幅な低減に成功しており、その分を前述したデザインなど、商品性の向上に振り向けている。ものづくりの原点にまで立ち戻って改革を目指した設計思想は各方面に影響を与える可能性が大きいというもので、新型「ゴルフ」は、その伝統的かつ普遍的なデザインに加え、フォルクスワーゲンの新しいクルマ作りも同時に高く評価されている。

VW-715c0-78719.jpgフォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社http://www.volkswagen.co.jp/



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