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ポリマックスシリーズを試す後編

ロングセラー「ポリマックス」の新製品「ポリマックスシルバーコート」を試す

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前編では、多くのファンを持つ「ポリマックス」の魅力をお伝えしたが、今回アマゾン直営ストア限定にて、販売を開始した新製品「ポリマックスシルバーコート」を試してみた。本来は業務用のコーティング剤である同製品であるが、使いやすさは「ポリマックス」同様。性能的には上位にあたる。

量販店にての販売は行わなかった「ポリマックスシルバーコート」。コーティング剤であるが、業務用から派生した製品のため、市場で流行の濡れたボディにスプレーをするタイプとは性能に雲泥の差がある。

■洗車後施工スタート■

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同社「クリーンナップカーケアシャンプー」を用いて塗装面を優しく洗浄する。相変わらずホイップクリームのような泡立ちは、粒子状の汚れを包み込んでくれ、洗車キズを抑制できる。泡切れも素晴らしい。

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「ポリマックスシルバーコート」は「ポリマックス」とは違い粘性の高い液体。前者がシャバシャバなら、後者はドロッとした感じだ。液剤が染み込み過ぎないように薄めにカットしたスポンジを用意。

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必ず塗装面が濡れたまま作業を敢行。スポンジに少量「ポリマックスシルバーコート」を取っただけでもとても広範囲に塗布できるので、コストパフォーマンスは大変優れる。塗布した場所は、キュッと音を立てるので、施工箇所の把握も容易だ。塗装に乗った水の膜がみるみる球体のような水玉に変わっていく。

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プラスティック部位にも遠慮なくガンガン塗布可能。固形ワックスでは目詰まりを起こしやすい場所であるが、「ポリマックスシルバーコート」はこれらパーツの保護効果もある。

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樹脂にも最適でクルマの細部まで丸ごとコーティングが出来るのが魅力。怒涛の撥水効果は後ほどの施工後レポーートで。

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「ポリマックス」と決定的に違うところは、塗布後水道水を使用し、ボディ全体をもう一度洗い流す。

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仕上げにマイクロファイバークロスなどを使って残った水玉を拭きあげれば施工が終了する。「ポリマックス」に比べ施工時間はこちらの「ポリマックスシルバーコート」の方が要するが、仕上げを見ていただければ誰でも納得できるものだ。

■耐久性、光沢は市販品の領域ではない■

施工直後の降雨の撥水性は、筆者が過去に使用したワックスで最高レベル!

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まるでハスの葉の上に乗った水玉のような超撥水。息を吹きかけただけで吹き飛んでいく。

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ルーフのゴム部位もしっかり撥水している事が確認できる。

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これだけ細かい水玉が塗装面に形成されたのはこの「ポリマックスシルバーコート」が始めての経験である。この状態で走行すれば、時速60km/hも出せば全ての水玉が塗装面から吹き飛んでしまう。

■無塗装樹脂部位も塗装面と変わらない超撥水■

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専用ケミカルを使用してもすぐに流れ落ちてしまう無塗装の樹脂部位もご覧のとおり強固な皮膜が形成された事により、塗装面同様の超撥水を実現。上記のウレタンバンパーはギラギラしない自然な光沢が出て保護性も期待できる。

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ワイパーアームの塗装は時間と共に剥げてきてしまう部位。筆者もあまり手入れをしていないが、幸い剥げてはいない。今回、「ポリマックスシルバーコート」を意識をせずに塗布したようで、降雨後はアーム部位もご覧のように超撥水。以後、この部位にも塗布して保護しようと思う。

■光沢感はガラスのようなシャープな輝きを実現■

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「ポリマックス」がプライムイエローカルナバが生み出す濡れたようなしっとりした艶だとすると「ポリマックスシルバーコート」はシャープで硬質な輝きが得られる。例えるなら、「もう一枚クリア塗装が塗装面に形成された」といった形容が最も相応しいといえるだろう。

■90日後の耐久性は?■

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施工直後と比較すれば多少、水玉がいびつになっているところもあるが、最も皮膜が剥がれやすいルーフにも関わらずご覧のように十分細かい撥水性を持続している。耐久性は「ポリマックス」を上回り、さすが業務用から派生した製品であると実感できた。

今回、前編では「ポリマックス」、後編では新製品の「ポリマックスシルバーコート」をテストしたが、改めて製品の性能を実感できた。筆者は数百個にも及ぶカーワックステストを雑誌などに執筆したが、実は“目に見える持続性”で最も長けていたのは、この「ポリマックス」シリーズであった。

ワックス評論家と一部の業界では呼ばれている筆者であるが、作業性の容易さ、持続性、光沢全てを満たしてくれる「ポリマックス」シリーズ。オススメの逸品である。

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